今日もケーニッヒの話。グチが含まれているので健全な心でいたい人は見ない方が良いです。

・・・でも

見ちゃうんだろぅ・・?

 

今、オレは詰んでいる。スパチャは正常稼働とは言えず、そのためにはエンジン加工、補器類などの複雑なセッティングが必要。じゃぁノーマルエンジン化しようにも、エンジンそのものの出力が弱い可能性あり。音だけ大きくてあまり前に進まない。エンジンそのものというより直管マフラーが悪影響してる気がするが、エキマニから変更されているのでノーマル戻しも容易ではない。要はすべてが中途半端な状態。どこから手をつけていいかも分からない。途端に闇に放り込まれた気分。

中途半端にイジられたクルマはダメ。後で相当苦労する。このケーニッヒ、マフラーには大きなお金が投入されているのに、心臓部であるエンジン、スーパチャージャーのセッティングは忘却の彼方。見た目、音だけ立派で、中身難有り。多分、当時の560ってそういうイキった使われ方だったんだと思う。やれやれ、エアロに準じてハリボテらしいクルマだぜ。

ケーニッヒは程度を選べるほど市場に流通していない。だからどんな程度でも受け入れざるえない。全責任は購入者にあり。グチってもしょうがない。でもやっぱりグチる事しかできない。

スパチャを無効化すると遅い。多分マフラーの抜けが原因。でもマフラー交換厳しい。ノーマルのエキマニ高いし、モノないし。スパチャ有効にするとそこそこ走る。でも異音がする。それにエンジン屋はスパチャほとんど効いてないという指摘。もぅ謎。予算投入して総合的にエンジン屋に委託することもできる。でも素性の知れないこのケーニッヒにそこまでする気が湧かない。何かどっかで裏切られそう。

サンルーフの動きが悪い。アングルを交換する必要がある。左流れもキツイ。流れるというより、クルマが自ら左に行こうとしているような。もっとも目に付くメーターはカビだらけ。乗る度に気持ちが悪い。ガス臭さは乗員全員を不快にさせる。触媒取り付けをお願いしたチューニング屋から連絡はない。リアエアロの取り付けにズレがあり、少しのバンプでタイヤが干渉する。これの解決は車高調整ではなく、板金フェーズでなければ無理。相変わらずホットスタート時の始動性が悪い。以前の整備で治っていないのか、別の問題なのか、判別不可能。今オレは沼にいる。整備沼。どこからどう解決していけばいいのか分からない。まじで目の前のケーニッヒをくちゃくちゃにして放り投げてしまいたい。なんでケーニッヒなんて手出しちまったんだろう。なんで現代スパカ降りちゃったんだろう。なんでクルマなんて好きになったんだろう。なんでこの世に生まれちゃったんだろう。

そういう不満をダラダラとメカのK平氏にぶちまけた。更に足りないから東海の職人に電話して朝方までグチり倒した。多分みんな迷惑。ごめん。でもオレ、そういう奴なんだ。彼らは言った。「君がどうしたいかを決めないと、誰も的確なアドバイスはできない」

ま、そりゃそうだ。オレはあまりにも完璧を求めすぎたかもしれない。所詮はクラシックになりきれない型落ち560。もっと緩く向き合うか。方針が、今のオレにはポリシーが必要だ。どういう方向で整備をしていくか。

過去が一切分からないこのケーニッヒ。購入した時を見る限り大事にされていた印象はなかった。今でこそ普通に走るようにはなったが、まだまだバグは潜んでいるはず。そういうクルマに意識エネルギーを消費するくらいなら、ゼロから自分色のケーニッヒを作った方が良いのではないかってよこしまな想いがちらつく。そういう想いを否定せず、いろいろな角度からネオクラベンツとどう歩んでいくか決めていこうと思う。

というわけでよく分からないグチでした。それ見た事かって笑ってくれて構わないよ。っておぃマジで笑うなよ。