あー・・もーめっちゃいい。アルファードエグゼクティブラウンジめっちゃいい。誰かに自慢したい。

いやーあのね、今まで商業バンからアメ車、イタ車っていろいろ乗ってきたけどね。オレはアルファードで目が覚めたね。トヨタって、すごく良い。

オレねぇ、ほんとは3.5SCパッケージ(中間グレード)が欲しかったのよ。子ども乗っけんのにエグゼクティブラウンジみたいな豪華なシートいらねえだろって。でもね、やっぱりエグゼクティブラウンジじゃなきゃだめなところが一つあった。SCのオプションでも超えられない壁。それは・・

この高遮音ガラス。これはエグゼクティブラウンジにしか装備されない。フロントウインドウが2重ガラスになってるんだ。ベンツのw140と一緒!このせいもあってか、乗り出した瞬間からSAに比べて高い遮音性を感じる事ができた。助手席のマッキーとも、後ろにいる子供達とも、話がしやすくなった。長距離クルーズではとても重要な要素だね。

 

音響システムはJBLプレミアムサウンドというのが装備されている。あまり音にこだわりがなかったけれど、高い遮音性もあってか、音楽を聴くのが楽しくなった。SAパケとは全然違う。

 

各部の質感が向上されており、下位グレードのSAパッケージとはかなりの差別化が図られていると実感した。エンジン、ミッションから違うからもはや別のクルマと言っても過言ではない。

 

アルファードの絶妙なところが、必ずしも後席に座る人だけに作られているものではないってとこ。確かに後席はこの上なく快適だけど、ダイレクトシフトっちゅう8速ATミッションにV6 3.5リッターは運転する人も普通に楽しめる。

このダイレクトシフト。低速だとたまにギクシャクするところがある。DCTみたいな雰囲気を感じる。でも切り替わりはスムーズで、加速するときの滑らかさは結構ハマる。パドルシフトあったら良かったのに。こういう走りの良さも備えてるところが分かるから、トヨタって絶妙なクルマ作りするなぁって思う。エグゼクティブラウンジは後席用のクルマじゃないよ、乗車全員が楽しく快適に過ごせる高級車だ。このクルマは素晴らしい!

 

でも・・子供達にナッパレザーはもったいない!

 

初のデジタルミラーだ。バックミラーには常時トランクに設置されたカメラ映像が出力されている。最初は戸惑ったが5秒で慣れた。このミラーも良い。一度体験すると戻れなくなる。このカメラ、相当な高感度耐性だね。暗くても後ろに並んだクルマのドライバーの顔まで視認できる。アルファードの後ろについた人、見られてるぜぇ。

 

しかし全部が良いってわけでもないんだ。エグゼクティブラウンジの標準装備ホイールは17インチで、タイヤの扁平率は60!にもなる。ステアリング操作に車体が素早く反応するってワケじゃないし、重さも感じる。小指で回せるほどの軽いステアリングからは接地感があまり感じられない。乗り心地は良いが、ふわふわとも言える。でも、TRDから出てるロールを抑えるパーツにサスペンション変えて、意のままに操れるようなったら・・アルファードすごいことになりそう。

 

ちゅうわけでまだ乗り始めたばかりだけど、アルファード・エグゼクティブラウンジSにして後悔はない。なにより202ブラックを所有できたことは喜びが大きい。それにモデリスタフルにアドバンスドフェイススタイルをプラスしたアルファードの迫力は・・

 

ケーニッヒがおとなしく見えるほど!