週末の今日、またしても磨きショップ、バレットさんに足を運びました。

 

ポリッシャーについて相談。

 

今はメイン機としてルペスのLHR15マーク3を使っています。

 

これ。ポピュラーな品物です。

初期研磨から仕上げまでカバーする優れものなんですが、難クセつけるとすれば、本体が長いので取り回しが悪いんです。

もちろん本体が長い分メリットもあります。クルマの中央部にも届きやすいし、重心が頭のほうにあるので、手元のハンドルを片手で持つだけでそこそこ圧力がかかります。

でも、車両側面を磨くときなどは、もうちょっと取り回しいい方が良いって思うときもしばしば。

 

というわけで、より小型の”LHR12Eデュエット”というポリッシャーを調達しました。本体は小さくても、パッド径はLHR15と一緒なので、磨ける範囲は同一です。

そしてオービット径(振り幅)はLHR15が15mmなのに対して、LHR12Eは12mmです。これは磨き傷がより細かくなるということですね。これは切削能力がやや落ちるという事でもあります。

 

実際にバレットさんで実機を触らせてもらい決めました。本当はサンダポリッシャのBRというものが欲しかったのですが、音がうるさかったので諦めました。

 

LHR15とLHR12E。スペックは似ているところがあるけど、サイズはこれだけ違います。

 

使ってみました。側面の磨きがグンと楽になりました。良い感じです。バフもLHR15のがそのまま使えます。

 

さて、ポリッシャー本体の取り回しは改善されたものの、悩みは他にもありますす。

 

こちらはバレットさんで買った毛足の長いウールバフと、バレットさんプロデュースのコンパウンド。初期研磨から仕上げまでこれ一本でこなせるというビックリ商品です。

 

粘度低めなので、ウールが潰れないと思ったのですが、ボクが磨くとこの通り、スグに毛が潰れてしまうんです。バフブラシで毛足を立たせようとしても固まっちゃってなかなかほぐれない。うーむ、バレットさんのデモ車で磨いた限りではこうはならなかったのに。何が悪いんだろう。オレの腕が悪いとしか思えない。

 

なんだかんだで、アマゾンで買った激安のバフを使っちゃうんですが、ボクにはこれが合ってる様子でした。そしてコンパウンドですが、これもなんだかんだで

 

カープロ社のハード研磨と、仕上げを使っています。カープロのコンパウンドの中でももっとも切削力のあるウルトラカットじゃないと、一発で傷が磨ききれないんです。バフとの相性なんでしょうか。

 

やや深めのスクラッチ傷を消す「クリアーカット」でもダメ。初期研磨から仕上げまで一発で持っていく「フィクサー」でもダメ。ウルトラカットでようやく”つるん”としてくれました。

 

そもそも立ち向かう相手が悪すぎるってのもあります。年式が新しく、汚れが固着していないクリア塗装万全の現代車ではなく、30年以上も前に作られたソリッドカラーの旧車ベンツですからね。なんなら長期間放置されちゃってますからね。

 

この通り、深い傷、塗装の中まで侵食した水ジミ。これが全身に及んでるワケですよ。え?酸性ケミカルで落ちる?微動だにしませんでした。ケミカルで落ちるのはあくまで表面の汚れまでで、長年蓄積された水ジミは塗装に食い込んでいます。

 

毛が短く、より研磨力の高いバフに、カープロのラインナップでもっとも高い研磨力を持つコンパウンドの組み合わせでようやく納得の行くレベルかなと。もちろんバフ目傷はつきますけどね、2工程目のスポンジバフにカープロのリフレクトを付けて磨くとキレイにバフ目傷が消えてくれます。

 

これがウルトラカット後の表面。この後にリフレクトでバフ目傷を消すと満足できる仕上がりに。更に輝きを出す3工程目のコンパウンド(カープロのエッセンス)もあるんですが、そこまでやってらんないっす。マイルールで、磨きは2工程までと決めました。
560クーペが終わったらアルファード磨こうと思います。アルファードみたいな現代車は1工程でリフレクト、2工程目でエッセンス。これでピッカピカになると思います。

 

というわけで一人せっせとやっていきます。素人記事なので鵜吞みにしないようご注意下さい。