アルファードについて語ります。

今、私が乗っているのはアルファード・エグゼクティブラウンジS モデリスタエアロ+アドバンスドフェイススタイルです。

コレです。202ブラックです。ホイールは今現在17インチノーマルにしていますが、以前はモデリスタ純正ホイールウィングダンサーを装着していました。

 

コレです。理想のスタイルでお気に入りでしたが、走行性能がノーマルに比べ劣化したことにより取り外しました。しかしよくよく考えてみるとタイヤが新品ではなかったです。タイヤを新品にして履きなおしてみようと考えています。

 

私が最初に乗ったアルファードSAグレード。これでアルファードの良さに目ざめ、

1年経たずしてエグゼクティブラウンジSに乗り換え

 

さて、売れまくっているアルファード。モデルチェンジも控えているアルファード。巷ではリセールバリューの暴落が近いと言われていますが、実は今、買い取り市場で値段が上がっています。少し前からすると大幅な値上がりではないでしょうか。
事実、アルファードに乗っている知人がアルファードSグレードを売却したところ、購入価格よりも売却価格の方が高かったと喜んでいました。

これにはいろいろな要因があると思いますが、主に以下のようなものと予想します。

・アルファードは輸出が強い車種である。
輸出が入ると、国内ニーズにプラスして海外ニーズも加わります。必然的に値段が高値安定する傾向にあります。

・コロナ/半導体ショック/回復する需要
こういった要因によって品薄にあるようです。新古車を扱うショップに聞いたところ、売れまくっていて、オーダーを捌けない状態にあると言っていました。

・もともと人気が高い
アルファード欲しい人多いですね。都内を走っていると信号待ちしているクルマ全部アルファードなんてことがままあります。アルファードはですね、乗ってみると分かるんですけど、全要素が丁度いい具合に作られており、それでいて便利。シチュエーションを選ばない特異なクルマなんです。もはやアルファードに乗ってしまうと違う車種に乗り換えられない身体にされてしまいます・・。クルマ好きを殺す。それがアルファード。

もちろんこの強気なリセールバリューが永遠に続くはずがありません。しかし30前期、20後期のように型落ちモデルでも一定の価値がついているところを見ると、アルファードはリセールバリュー安定なクルマであることに間違いはなさそうです。

 

その最高峰であるエグゼクティブラウンジS。実は乗り換えを検討中

はい。乗り換えを考えています。アルファードの次に乗るクルマ、それは何でしょうか。

もちろん・・

アルファードです!

既にアルファードは2台目です。1台目は廉価グレードであるSAパッケージでした。

何故エグゼクティブラウンジSを降りようとするのか

エグゼクティブラウンジSを降りたとしても、次に乗るクルマもアルファード一択です。先にも述べましたが、アルファードに乗ると、アルファードにしか乗れない身体に改造されてしまうのです。
では何故、わざわざ最上級グレードであるエグゼクティブラウンジSを降りようとするのか。それは・・

重い。

です。買う前から知ってたことですけど、改めて”重い”です。オプション全部入りかつ、豪華セカンドシートを装備したエグゼクティブラウンジSの重量は実に2150kgに及びます。平均数名乗車と考えると、余裕で2200㎏を超えます。2.2トンですよ。この重量を動かすエンジンはV6。もちろんハイオクです。近年のガソリン高騰。都内ハイオク値は最高190円台をマークしました。日常使い、コンビニへ、スーパーへ。その度に2.2トン越えの物体を動かすのです。ちょっとこれどうなのって思いますよね。

では次のアルファードのグレードな何か

まずアルファードには大きくわけて3.5リッターエンジンと2.5リッターエンジンがあります。私はどちらも乗りました。その結果、私のように長距離移動をしない場合だと2.5リッターで問題ないという結論になりました。とはいえ、2.5とV6の3.5ではフィーリングに雲泥の差があるのも事実です。しかし日常を「可能な限りに軽快に乗りこなす」には2.5の方が適切です。
ではエグゼクティブラウンジSを最高峰のグレードとした場合、どんな下位グレードが乗り換えの視野に入ってくるでしょうか。

まずは第一候補から行きます↓

エグゼクティブラウンジSから乗り換え第一候補

それは・・・2.5SCパッケージです!

ご存知の通り、最も人気で最もリセールバリューの高いグレードです。エグゼクティブラウンジSほどではありませんが、それなりに豪華なセカンドキャプテンシートを構えつつも、3列目へウォークスルーが可能です。これ重要です。そして車重は・・

2010kg

エグゼクティブラウンジSに比べて約100キロ軽いです。100キロですよ?これ結構大きな差です。更に良いポイントとして、三眼シーケンシャルがオプション選択可能です。このオプションは人気があり、リセールバリューにも影響します。

これは最も良い乗り換え候補になりうると思われがちです。しかし私にとって大きな問題があります。それが・・

センターコンソールボックスがでかいのでウォークスルー不可!
↑上級グレードは大型コンソールボックスが配置。運転席から車内を移動するこは不可能。

 

こう聞くとネガティブに聞こえますが、このセンターコンソールはその人の使い方によって評価は真逆になります。私の場合は、「ミニバンなんだから車内で行ったりきたりしたい」っていう想いがあるのでデメリットなポイントになります。
実際今乗っているエグゼクティブラウンジSも、大型センターコンソールボックスです。もちろん快適です。でも後部座席に行くのに毎回外に出なければなりません。後部座席を牛耳る息子の破壊活動を止めるために毎回外に出てスライドドアが開くのを待つ必要があるのです。先日は息子がペリペリと窓に貼ってあるディーラー純正ステッカーを剥がそうとしました、間に合いませんでした。ウォークスルーさえあれば・・

というわけで、2.5 SCパッケージは乗り換え候補から外しましょう。

エグゼクティブラウンジSから乗り換え第二候補

Sタイプゴールド2です!

これはモデル末期特有の特別モデルです。廉価グレードであるSに皆が欲しがるオプションを付けたものです。このタイプゴールド2には、Sという軽量な廉価グレードに、上級グレードしか装備できない三眼ライトを装備しインテリアをよりリッチにしました。ここら辺が絶妙にユーザーの心を捉え、人気グレードになりました。トヨタのマーケティング力の凄さが実感できる仕様です。
このタイプゴールド2の良さは、三眼ライトを備えつつベースが廉価グレードSのため、小型コンソールボックスになりウォークスルーが可能です。セカンドシートもシンプルなもののため、トランクまで一気に駆け抜ける事が可能。更に車重は・・・

1970kg !

きました2トン切り!

エグゼクティブラウンジSとの差は180kgにもなります。これは当然走りに影響します。2.5の廉価グレードのSAパッケージに乗っていた私は、重量級のエグゼクティブラウンジSとの違いがよく分かります。2.5はコーナーを軽快に、安定して曲がる事ができます。

ニーズにマッチする装備と2トンを切る車重。タイプゴールド2。非の打ち所がありません・・。

と。思いきや・・あるんです。どうしてもタイプゴールド2に乗り換えられない理由が。それは・・

スモークメッキ!

ええ。やってしまいましたトヨタ。アルファードがアルファードたる由縁、それが銀メッキパーツです。あのギラギラな顔つきの中にある精悍なイメージ。あれはボディ色との激しいコントラストを生む銀メッキパーツこそが成し得るわざなのです。そこにスモークをかけてしまった。これだけが私の中で引っ掛かりました。どうしても我慢できない。仕方ありません。タイプゴールド2は候補から外しましょう。

エグゼクティブラウンジSから乗り換え第三候補

Sグレードです。

上記に述べたタイプゴールド2のベース車両です。車重は1960kgでタイプゴールド2より10kgだけ軽いです。全席ウォークスルーは健在ですが、シートはファブリックになりやや劣った印象になります。
ちなみにこのSグレードにはセカンドシートがベンチの8人乗り仕様もあります。この場合は車重が更に軽くなり、1940kgまで落ちます。リセール市場では人気のないタイプになりますが、比較的安価に購入可能で、利用シーンによっては8人乗りが長所となる場合もあるでしょう。

内装のチープ感は我慢できます。全席ウォークスルーで便利です。車重は軽く、日常使いには良さそうです。このSグレードにギラギラ銀メッキのモデリスタスタイル。これで良いのではないか。これこそ乗り換え最有力候補ではないのか。

いいえ・・Sグレードは重要オプションである三眼ライトが選択不可なのです。二眼+流れないウインカー仕様です。これが・・これがどうしても我慢できません。私はモデリスタスタイルが大好きで、アルファードに乗るならどうしてもモデリスタを組みたいです。高級感があるモデリスタスタイル。それなのに二眼+流れないウインカー仕様。これがどうしても自分で納得いきませんでした。それ以外は完璧だったのに。仕方ありません、Sグレードもあきらめましょう。

エグゼクティブラウンジSから乗り換え第四候補

・・・もぅ・・ないんです。

つまり。エグゼクティブラウンジSに乗り続けるしかありません。リセールが良いうちに売って、最適な廉価グレードになんの負担もなく乗り換える。そう目論んでいました。でも、無理でした。

逆にエグゼクティブラウンジSでないとならない理由もあります。

エグゼクティブラウンジグレードはセカンドシートに小型のテーブルが装着されます。子供たちが車内でタブレット学習をする上でこのテーブルが必須なのです。あと2枚重ねのウインドガラスで静寂性が高く、車内でコミュニケーションが取りやすいというのもあります。

このように、いくら乗り換えについて考えをコネくり回しても、最終的にエグゼクティブラウンジでええやんってなってしまう。

抜け出せないアルファードワールド。そこにハマってしまったのなら、せめて違うグレードで楽しもう。そう思っていました。しかし私の身体にはエグゼクティブラウンジが刻まれてしまいました。もう取り去る事はできないのです。

というわけで、継続してエグゼクティブラウンジSに乗り続けるという無意味な記事になってしまいました。すみません。

どうせ乗り続けると決めたなら、理想のスタイルを目指したいところです。以前失敗したモデリスタのアルミホイール、ウイングダンサーを履き直したいところです。次回「2度目の正直、アルファードにモデリスタ・ウイングダンサーを履く」をお送りします。