Sロードスターから乗り換えた、アヴェンタドールSVJ。最初の印象は各部の質感の向上でした。

 

ステアリングも回しやすくなり、高級車を運転している感覚。スムーズでギクシャクしないギアチェンジ。Sロードスターに比べ操作系の粗は解消され、より洗練された印象です。とにかくSロドスタに比べると運転が断然に楽。見切りが良いとかそういう話ではないけれど、気張って乗る必要がないというか。そんな感じ。

 

ボクはスピード恐怖症なので飛ばすことがありません。長いストレートであっても低速から中間速までの加速を楽しむ程度。SVJはそういう中低速においても普通に走れます。

 

ALA(空力システム)が搭載されてはいますが、まったく興味が湧かないため検証する気にもなりませぬ。

 

足元はとても広く、意外にもリラックスして乗ることができます。ステアリングの幅広いチルト+テレスコでドライビングポジションは意のままに。パドルシフトさえ操作できれば女性でもなんなく乗りこなせるでしょう。

 

バルブを閉じたままなら上質なサウンドを提供してくれます。うるさすぎず静かすぎず。なんだかこのクルマ、スーパーなの?って疑いたくもなります。

むしろ子供には広すぎるくらい。横幅が2mクラスですからね、余裕があるのも頷けます。

取り回しが良いとは言えないけれど、日常シーンでも決して無理ではないレベルまで来ていると思いますた。限定モデルとは言え、6000万級のアヴェンタドールSVJを合計2000台近く作っちゃったお茶目なランボルギーニ。希少性に欠けるクルマを大事に大事に乗るよりも、積極的に日常に持ち込んで、足代わりにするなんてものアリなんじゃないかって思いますた。なんなら自動運転でも付けてくれ。