南半球の孤立した大陸で産声をあげた私ことみーとくんはそれはそれはエキサイティングチャイルドでした。
1歳半にして断捨離を決行し、本やら化粧品やらパイプ椅子やらを9階のベランダからポーイ。時代を先取り。
でも猛省し、逆にコレクターに。部下が何しに会社来てるんですか？って訝しがるぐらいオフィスはおもちゃでいっぱい。
「いや、ほんの出来心で。気が付いたらさ。」
「バッチリ収納ケースまで持ち込んでますやん。」
だって好きなんだもん。1/1ミニカーも集めてるよ！
口ぐせが「ちょっと一旦2軸で整理してみて」とか「100回“考える技術・書く技術”読み直してこい」なステキな先輩達が魑魅魍魎のごとく跋扈するコンサル業界から「それなんぼなん？」な金融業会まで色々経験しつつ、最近はやっと実業に染まりつつある今日この頃。
でもそんなキャリアも無駄じゃなかった。車を選ぶときに本社のIR資料や海外ニュースを読み漁ってブランドポートフォリオの組み方やら設備投資計画、はたまた労働組合の状況まで調べ上げて長期的なブランド価値の持続可能性とかを検討できるスキルが身についたよ。
まあ車選ぶ基準なんてフィーリングだけどね。
