やっぱりアヴェンタ最強!アヴェンタドールSロドスタ VS ヤングタイマーメルセデス W126 560SEL!
現代量産型スーパーカー、ランボルギーニフラッグシップ、アヴェンタドール。90年代スーパーセダン、メルセデスW126 560SEL。似て非なるこの2台、いいやどこも似てすらいないこの2台。比べちゃいけないこの2台。それでもボクは比べるこの2台。
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さぁて久しぶりにアヴェンタに火を灯そう。エンジンは問題なくかかった。すべての機能は正常で、スグに快音を響かせてくれた。560SELから乗り換えるとステアリングの小ささと、ボディ全体の軽さに驚く。横幅2mのアヴェンタなのに小さく感じるね。
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駐車場から表参道、外苑をドヤ走りする。決してオラオラ運転してるつもりはないんだけどさ、コンフォートに走れるようなクルマでもないんでね。
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ゆったり、優雅に、V8を味わいながら落ち着いて走れる560SELもいいよ。でもアヴェンタに乗り換えるとV12 NAエンジンの力に圧倒されまくり。エンジン回そうにも危険速度にスグ達するためなかなか踏めないのが少しストレスだ。バルブを開けた時の甲高い音は遠くを歩く人だかりが同時に振り向くほど。
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いくら台数が増えたって、やっぱり人を魅了するのはアヴェンタドールで間違いない。この禍々しいオーラはアヴェンタドールにしか出せないと思う。どれだけクルマに無頓着な人でさえ、「何か良く分からないけどスゲークルマだ」って言わせるのはアヴェンタドールだけだ。560SELにそんな力はないよ。
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ボンネットフードのガラスオプションを選択しなかった事に悔やんではいない。やっぱりね、この独特のデザインは素晴らしいよ。ある意味暴力的とでもいうのかな。クルマが人間性を表すというならさ、普通でいたくないボクにはピッタリなクルマだよ。一時期フェラーリも考えたけど、やっぱりあそこまで上品な人間じゃないんだよねボク。
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アヴェンタドールもケーニッヒベンツと同様、アートな一面を持ってるよ。アヴェンタドールの凄まじいスペックは使いきることがなくても、備わっていること自体に意味があるんだろう。
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クラシックにしては若い560SELだけどね、まだまだパーツは豊富だし、遊びどころはたくさんあるよ。コツコツと整備を重ね、560が本来持つ味を引き出すのも楽しみの一つだ。
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現代車のアヴェンタドールは既に完璧の域。何か手を出そうなんて思わない。560のような楽しみ方はできないけれど、やっぱりコイツしか味わえない感覚がある。なにより素晴らしいのは、苦労が続き、精神が追い詰められる日々からアヴェンタドールは一瞬で違う世界に連れてってくれることだ。ネガティブ思考をポジティブ思考に強制的に変えられる。これってスゴイ力だよアヴェンタドール。
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しばらくアヴェンタと距離を置いていたけど、やっぱり良いよアヴェンタドール。SVJが来れば三台目のアヴェンタになるけれど、やっぱりまだまだ遠い存在に感じるよ。少しでも業績落ちればボクなんて所有できなくなっちまう。何度も言うけれどボクはセレブなんかじゃないんだ。ギリギリのラインで維持をがんばる。だからこそアヴェンタってボクを強くしてくれた面もあるよ。
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よくアヴェンタ乗るにはどう生きればいいかって質問がtwitterから寄せられるんだ。正攻法なんてないけどさ、間違いなく誰でも乗れるよ。だって中卒、トイレ掃除の仕事からスタートしたボクが乗れてるんだから。アヴェンタドールが一つの成功と言うのなら、学歴も、親のコネも、何もなくたって人は成功できるって事だよ。ボクがそれを証明している。一つ言うのなら、ボクは人を一度も妬まず、ただ憧れ続けた。
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これは人生初のアヴェンタドールさ。マルーンアプスカラーのLP700だよ。今のアヴェンタSもこれを踏襲してオプション選択したんだ。このスタイルで行こうってこの時から決めてたんだよね。
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アヴェンタドールを買った時さ、先人のアヴェンタドール乗りからシャンパンを贈ってもらったんだ。対して仲良くもなかったのにさ、おめでとうって言ってもらえたよ。多分、ボクが四苦八苦しながら手に入れたのを自分の姿に重ねたのかもしれないね。この時に、あぁなんか一つステージ登ったんだなって実感した。この時から大衆とは決別したよ。[clear]
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次のアヴェンタドールSVJはこのLP700。つまり初心に帰ろうって思ったのさ。野心に溢れ未来を強く思い描いていた時だよ。だからSVJはマルーンアプスに黄色ブレーキキャリパーを選択した。多分ボクはこの先、クルマは変われどスタイルは変わらないと思う。
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最初のアヴェンタドールLP700がやってきたとき、
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娘がちょうど小学校に入学したときだった。次のアヴェンタドールSVJは息子たっちゃんが小学校に入学するときにやってくるだろう。節目節目にアヴェンタドールも姿を変える。
・・・って全然比較になってねえや。単なる回顧録になっちまった。うん、やっぱりネオクラシックベンツも好きだし、新たなトレードマークとして、
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ケーニッヒベンツを迎えたいけど、やっぱり久々にアヴェンタに乗ると、こいつはちょっち次元が違うなって思った。同じラインで語れない。それだけアヴェンタドールっちゅうシリーズそのものに思い入れがあるよ。やっぱりボクの中での最強はアヴェンタドールで間違いない。でもだからこそ、今のランボルギーニの抱き合わせ販売故の市場飽和は残念で仕方ないよ。スーパーカーは少数派であるからスーパーなのにな。
これからのランボルギーニはどうなっていくんだろう。少なくとも昔に比べれば大衆化した感否めない。スーパーな存在であり続けるか、よりマス向け戦略を取るのか。最近は歴代乗り次いで来たランボオーナーの離脱が目立つ。しかし中国系と新たなビジネスで成功したネオ富裕層達の参加も活発だという。まだしばらくボクはアヴェンタドールの魅力に取りつかれるだろう。変わりゆく世界。アメリカのビザが近づいてきている。ボクはどこで区切りをつけるだろうか。