先日はロサンゼルスから友人が遊びに来てくれた。

六本木で落ち合い、日本の焼き肉をご馳走した。彼はボクがロサンゼルスに住むようになって、初めてできた親しい友人だった。毎日のように一緒にテニスをし、夕飯を食べ、夜はナイトクラブに通った。アメリカ内を共に旅し、怖い思いをしたり、同じ目的に向かって突っ走ったりもした。すごく大事な友人で、一生付き合っていきたい。

その彼が日本に来れば、当然毎日を一緒に過ごす。焼き肉、寿司、そば、とんかつ、日本食に飢えている彼だから、ボクもとことん付き合う。

家族で彼の訪問を歓迎する。

息子は小さい時から彼になついているし、

娘は親に買ってもらえないものを彼にねだるのが習慣になっている。

日米の差に話のネタは付きない。数日間を笑って過ごし、また彼はロサンゼルスに帰っていく。そろそろボクが行く番だ。こんなことをもう10年近く続けている。いろいろあった。でもこの関係は普遍でありたい。