AIに淘汰されたのは自分だった

生成AIを本格的に触り始めて思ったことを書きたい。もともとボクはサーバー系エンジニア、プログラマとして生きてきた。先日、ちょうどブログに実装したい機能があった。シンプルだけどプログラムを組むとなるとやることは多い。コーディング、デバッグ。数時間、数日はかかる。

そこでChatGPTに要件を伝えると3秒で完璧なコードが出力された。コピーして終了。数分で要望した機能が実装できる。バグなんてない。そこで「あ、俺っていう存在、もういらないわ」と、思った。一生懸命アルゴリズムを勉強して、死にものぐるいでコードを書いて、デバッグして。そういうのがごっそりいらなくなった。自分の過去が消しゴムでかき消された。一時はプログラマ最強だなんて豪語してたけど、AIの進化で一番初めに消されてしまった。

この瞬間ふっと、世界が急速に変わろうとしていることに気付いた。同時に「気づくのが遅かった」ということにも気付いた。いろいろやることが多かった。自分のセンサーが劣化してたんだと思う。未来がどう動いていくのかわからない。でもAIの進化はV12エンジンにニトロ100個積んだかのようなスピードで先へ行く。巨大な淘汰の波が押し寄せる。まず自分が流された。 ChatGPTが完璧なコードをものの数秒で出した時の感覚。虚無の底に落ちた感覚・・

しかし。同時におもしろい事が始まるという好奇心も湧いた。AIをいかに業務に組み込めるかが重要だと思う。経営者、管理職の実態は思った以上に人員のマネジメントに時間が割かれる。しかし本来の役割はもっと創造的であるべきだと思う。AIは人間を拡張してくれる良きパートナーだと思う。ボクのような弱小零細の経営者はボロボロのわらじの靴を履いている。毎日すり減り、足は血だらけだ。AIはそれをエアマックスに変えてくれるかもしれない。

AIに淘汰されたのは自分だった”へ1件のコメント

  1. ミートファン より:

    >ああ、カーギークスのゼンセーさんの娘ですね!その場合、娘の名前は「ニコラ」ですね。彼女もかなりの車好きで、ゼンセーさんと一緒に車の世界を駆け巡っています。何か他にも知りたいことがあれば、どうぞお気軽に聞いてください!

    ……。

    ミートくんは元気ですか?

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