カーギークス読者とモノつくり

洗車活動をしているのですが、

ホイール洗浄をする時、姿勢はそのままにホイールをくるくる回せると作業が楽なんですよね。そういうツールをホイールスピナーと言います。もちろん市販されているんですが、大型だったり、輸入品で値段が高かったりと。

試しに自分で作ってみようかなと思って製作にチャレンジしたのが「デコスピン」です。YouTubeチャンネルデコタミンから名付けただけです。

 

すごく試行錯誤して、設計者の力を借りて、↓のような設計になりました。

ようはホイールを乗っけてくるくる回すだけの鉄の塊です。

 

しかし採寸などにかなりの手間がかかりました。市販品のパーツのサイズに合わせてフレームや穴の経を決めていきました。

 

そうして金属加工業者さんにCADデータを提出して出来上がったのが・・

 

こんなフレームです。無駄にケーニッヒ13J対応にしました。

 

このフレームにコンベア用のローラーをあわせます。

 

こうなりました。

 

こうやって作業できます。しかしですね、この一個のプロトタイプを作るのに、市販品の数倍のコストがかかりました・・
もちろん一個のプロトタイプで完璧に持っていくことなどできず、改善点が多々発生しました。まず土台の取り付けにボルト・ナットを使うとケミカルと水で一瞬で錆びること。フレームが大きすぎること。などなど。
そういう問題点を一個一個改善してプロトタイプを作り続けていくというのに心が折れてしまいました。そこで、どうせ諦めるなら、データを公開しておこうと思い、デコタミンブログでCADデータを公開しました。

 

そこからしばらく経ち、フォロワーさんが自主製作してくれてたり、業者さんが声をかけてくれたりと。なかなかおもしろい展開になりました。しかしもう私は製作を諦めてしまった。そうして更に時間が経ち、デコスピンのことなど忘れ去っていた時、カーギークスの読者さんがデコスピンをもう一度作ろうと声をかけてくれました。

 

その彼と代官山蔦屋で会いました。彼は金属加工のプロフェッショナルでした。足クルマは最新のBMW7シリーズ。フェラーリ812GTS、ウルスと、パワフルな人物でした。しかもまだ20代。ネオ富裕層ってやつですか。

 

すごい装備ですね最新のBMW。

 

いかつい。もうこれロールスですね。

 

意気投合して、蔦屋をあとにして食事を楽しみました。デコスピンの理想を語ると、彼はさっそく試作機を作ると言いました。

 

翌日、モデリングされてるなーと思った矢先、

 

プロトタイプが出来上がってました。爆速な仕上がりでびびりました。

 

このプロトタイプを元に新たなスピナーの開発に尽力しています。読者やフォロワーの方に助けられてこうやって形になっていく。結果はどうであってもこのプロセスが最高に楽しいです。受注生産で販売できることが目標です。一個でも売れたら祝杯をあげようと彼と盛り上がっています。

物作り、最高です。

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