今日は久々に息子たっちゃんの空手レッスンを見に行った。

組み手もだいぶうまくなってて成長を実感できた。

全員が集中して練習に励んでいる。グループレッスンだけど輪を乱す子は誰一人いない。たまに師範は怒る。大人が見ててもむちゃくちゃ怖い。でも恐怖政治も大事。子供を怒ったからといって成長が阻害されるものではない。もっとも子供の成長に悪影響が出るのは”放置”することだ。褒める時は褒める。怒るときは怒る。これ大事。
かといって道場に笑いがないわけじゃなく、楽しそうにやってる。帯のレベルが高い子は若い帯の子の面倒をよく見る。それも師範に指示されたわけじゃなく自らで。この独特な空気感は指導者の力。技術をしっかり伝承していくこと。力あるものは弱き者を助けること。強い力は人を傷つけるためではなく、守るためにあること。そういう教えが空気から伝わってくる。実に素晴らしい。自分さえよければ良いという思考がはびこる現代に逆行する。それがまた良い。やはり親も習いごとに顔を出して観察しなきゃダメだと思った。