会社を成長させたいなら日本人採用を打ち切れ!

過激なタイトル。でも分かる人には分かる。ぜんせーです。

最近会社の変革が活発でしてのう。ボクが管轄していた事業が微妙なラインだったんですが、役員が責務を引き受けてくれたことによって、見事にスムーズに回りつつあります。自分って能力ねえなぁ・・って思いながら、メンバーを強く引っ張っていく役員を見て、すげえなぁオレもそんな時代あったはずだよなぁ・・って思います。これは会社の成長だけど、ボク自身は劣化してんじゃねえのかって自問自答です。

さて、ボクはいくつか事業を持っているのですが、本社は外国人のほうが日本人社員より多くなってきました。これは戦略の一つでもあります。長年の新卒中途採用の結果、もっとも良いのは外国人採用だという結論に達したからです。今は人材の流動性が高く、人材定着率の低下に悩む企業も少なくないでしょう。ボクもそのうちの一つです。

しかし採用を外国人メインにするようにしてから定着率低下は解消しつつあります。採用は欧米(アメリカとヨーロッパ)、ロシア、アジア圏は台湾・香港がメインです。一時、中東などからも採用しましたが、打ち切りました。結果、今の選択が最良の結果を出しています。

日本が好きでやってくる彼らは必然的にバイリンガル(トリリンガル率も高い)になります。若くて国際的スキルを持ちあわせ、高学歴、強力な自立心を持っているのが特徴です。しかし日本で彼らを積極的に採用する企業は多くありません。そのため彼らは致し方なく民間の英会話スクールなどで働きます。これはとてももったいない事です。日本企業が日本企業を超えない一つの要因でもあるでしょう。

ボクの会社は海外在住であっても日本に来るための支援(部屋の斡旋、ビザサポート)を行うし、カリフォルニアからであれば現地で直接面接も行っています。それだけのコストを割くだけの価値があるからです。

対してここ最近の日本人採用は費用対が合いません。これは採用コストに見合った能力を持った人を獲得することが難しく、また、採用できたとしても質がとても低いという意味です。特に日本人特有と言えば差別かもしれませんが、総じて日本人の精神は幼く、主張せず、そしてなにより、社会のルールである、雇用主と雇用される側の認識があまりありません。つまり表面上はYESと言うけど、実際にはまったく言うことを聞かないということです。こういった習性は管理コストの増加に直結します。そして見事に外国勢はこういった問題を持たず、淡々と、時に主張し、納得した上で指示に100%コミットする傾向があります。

近年、空前の人材不足により、人材市場の流動性は上がり、会社に少しでもイヤなところがあれば人は辞めてしまいます。また、いくら女性に最良のキャリアパスを提示しても旦那の一声で退職を余儀なくされることや、実家に帰るという最強の言い訳で今まで行った人材投資を一発で無駄にされます。もちろん辞める時は会社に感謝の意など微塵もありません。

外国勢は手厚いサポート(特にビザ)を受けれたことにより、入社時から会社を好きになってくれますし、素直に感謝の意を述べてきます。これはとても気持ちの良い風習で、お互いの信頼が構築しやすくなります。そして日本人と比べると定着率がとても高いです。ボクが少し英語を話すようになったことにより、あぁ英語でも受け入れられるんだという認識が生まれ、居心地も向上します。英語圏の人々は言語構造が真逆な日本語をマスターするのは困難であり、なかなか本音を表せないですからね。

最近は外国人マネージャーの下に日本人メンバーが付いたりして、もはやボクの会社を支えているのは外国勢と言っても過言ではありません。そして日本語しか話さず、日本文化しか持たない日本人を採用することは今後打ち切る方向になりました。

中小ベンチャーで特にIT技術者を欲してる会社は本当に多いです。しかし本当に人がいない。どこに聞いても人がいない。でもボクの会社は獲得するルートと、ノウハウを持っています。前回の渡米でバイトし、英語に慣れた事が外国人を受け入れやすい体制を作るのに一役買ったすれば、これはとても意味のあることだったと言えるでしょう。

今の日本経済の未来。とても不安です。50代はなんとか抜け切れるでしょうか。40代は厳しい戦いを強いられるでしょう。30代は今のうちにスキルアップ(グローバル力)を磨いておくことと、20代でまだ将来に明確なビジョンがないなら思い切って留学を選ぶのも手です。今、小さい子を持つ親は真剣に子供が将来、日本以外でも活躍できる基盤を作ってあげることです。そしてもし子供に女の子がいる場合、より一層手厚い教育を施すべきです。日本の男女格差は強烈です。もはや女性が対等に生きていくには高度な教育しか道は残されていないのかもしれません。ボクは「この国で我が娘の将来を作る」という発想は、親の罪のようにすら思えます。

ビジネスの最前線を見ていると、変化が急速でしかも加速しています。社長だからと胡坐をかくのではなく、社長だからこそ、今一度泥臭い勉強から入ることが重要かもしれません。

もしあなたが経営者で、会社に大きな変革を求めているのなら、日本人採用から一旦手を引き、世界の優秀な人材に目を向けるべきです。業界の慣習がそれを許さなくても、必ず受け入れざる得ないときがやってきます。その時、あなたの会社は大きなアドバンテージを握っているでしょう。

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