
いろいろあるよ。事業がうまくいかなくて胸が締め付けられる時もあれば、また一つ、また一つって決まる契約に一喜一憂するときもある。食事も一緒さ、ジャンクまみれな日あれば、贅を尽くす時だって。今日はそんな一日。
しかし結局ボクらはシガーの香りと、強烈なウイスキーにやられ、語り合うどころかフラフラの状態でバーを後に。
外が寒い。ウイスキーの酔いからスグに覚めると、お腹がすいてきた。何か最高にウマいものが食べたい。シガーとウイスキーの後にコッテリしたステーキで舌に追い打ちをかけるべきか、いや、寿司でサッパリ締めるのか、ミート君と真剣に議論した。
結果、ボクは最高の寿司に出会うために、食べログを見るのではなく、クラブのママに電話した。これほど信頼できる口コミ情報はないからな。
もうここの料理は全部が最高だった。和食ってさ、繊細な味じゃん。その繊細な旨味ひとつひとつが、完璧なバランスで調和する料理ってあるのよね。そういうのって食べた瞬間、舌先での味わいを超えて、脳天までウマ味が突き抜けてくんだよね。この感覚、わかるだろぅ?
という一日でした。