ニイハオ!ようやくアヴェンタドールS・ロドスタの納車が決まってウキウキなぜんせーです。

いつもアヴェンタネタが多いからね。そろそろ飽きが回りそうだろ?だから今日も思いっきりアヴェンタネタさ!

さて、タイトルは釣りなのか。いや実はそうでもないんだ。アヴェンタドールは登場してから熟成を重ね、つい最近モデルチェンジを果たし”S”の称号が付与された。そしてそろそろアヴェンタドール時代終焉の時。モデル末期に登場するスペシャルモデル、LP750アヴェンタドールSV(スーパーヴェローチェ)の次に続くのはー・・・
 
 

アヴェンタドール・SVイオタだ!

https://www.motor1.comより

アヴェンタSV~アヴェンタSVJまで

アヴェンタドールSVJ(イオタ)って何?

ランボルギーニはそのモデル末期になると、特別モデルとしてハイスペックなマシンを限定して出す。アヴェンタドールの場合は、LP750アヴェンタドールSVとしてクーペ・ロードスター合わせて1100台くらいが製造、販売されたよ。

アヴェンタドールSVJも同様、現行のアヴェンタドールSの集大成として開発されているんだ。これが発表されるということはアヴェンタドールSシリーズも終わりを迎えるってことだね。

つまりアヴェンタSVJはアヴェンタドール時代、最後のフィナーレを飾るスペシャルモデルっていうことだ!

どうやったら手に入れられるのか?

おぅちょい待ち。ボクはジャーナリストでもないし、このブログはニュースサイトでもない。だからありきたりなスペックを羅列したり、走行性能がぁみたいなことを書くつもりはない。可能な限り、実ユーザー視点で、どうやったら手にすることが出来るのかをボクなりに調べた結果を書く。そのためにはまず、アヴェンタドールSVにまで遡って話をしてみたい。

その前に言葉を定義しよう。

アヴェンタSV :LP750アヴェンタドールSVの事。旧モデルの特別版ね。
 
アヴェンタSVJ:現行アヴェンタドールSの特別モデルの事ね。現在まだ開発中。
※SVJの”J”は「Jota(イオタ)」の頭文字。

ボクは以前、アヴェンタSVを買い逃している

以前、マットカラーのLP700アヴェンタドール・クーペの中古車を購入したんだ。
 
▼購入した時の記事

 
そして納車されてスグ、アヴェンタSVの発表があったんだ。LP700を楽しんでからSVに乗り換える。アリじゃないか!そう思ってすぐディーラーに問い合わせてみたんだよ。
 

オレ
SVくりぃぃ!

やなぎー
とっくに枠売り切れ!

 
の一言で撃沈したけどね。

アヴェンタSVは顧客を選ぶ

高いリセールと数多くのファンを持つアヴェンタドール。その特別モデルとなればボクみたいに欲しい人はたくさんいる。しかし特別モデルは限定された数しか作られない。必然的に一部の顧客にしか行き渡らないっていうことさ。その選ばれし顧客は過去の実績から選ばれる。そう思うでしょ?一台中古を買ったくらいのボクが権利を割り当てられるはずもない。そんなことは承知。だから潔くあきらめた。。でも・・・

アヴェンタSVは本当に顧客を選んだのか?

実績から選ばれると思っていたアヴェンタSVの購入権利。何かおかしい。仲間内の実体験をまとめてみるよ。

①の例:クルマ仲間だったI氏はSVの枠を得るためにアヴェンタドール・クーペを2台新車で購入した。→ もちろんSV枠を無事GET。

②の例:クルマ仲間だったH氏はランボルギーニの所有実績はないが、SV枠が割り当てられた。→ 実際にSVを購入。

①の場合は当然と言えば当然。しかし②のケースはどういうことだろう。実績がなくても、突如ランボルギーニ・フラッグシップモデルの特別版を得られるなんて。このケースを見る限り、ランボルギーニが顧客を選んでいるようには思えない。うーむ。ま、この疑問はとりあえず置いといて話を進めよう。

アヴェンタSVデリバリー開始!あれ、よくSVを見かけるな・・

アヴェンタSVのデリバリーが開始され、購入枠を取り逃がしたボクはたまに見るSVを眺めては唇を噛んだ。でも時間が経つにつれ・・・なんだかSVをよく見るぞ。そういえばボクが停めてる駐車場にもSVが途端に増えた。そしてアヴェンタ乗りの仲間からも、

「ツーリング行ったんだけどさぁ・・SVだらけよ。むしろクーペがいない。」

アヴェンタ界隈はSVが増殖。カーセンサーもSVで埋め尽くされる事態に

カーセンサー見てもSVが筆頭に。オフ会にいけばSVのオンパレード。ディーラーに至っては、「SVばっかりで今クーペが品薄なんですぅ」なんて悲鳴。一体どうしたってんだ。世界限定1100台だってのに。

どうもこれには中国が関係している

今では経済大国となった中国。日本は軽く抜きさられた。しかしSV発表当時、中国の経済は一時的に低迷。スーパーカーの類が売れなくなる。在庫余りを気にしたランボルギーニは中国の割り当てを減らし、その分を日本へ供給した模様。当然そうなると、どっと日本にSVが流れ込む。おそらく当初10%が日本割り当てと聞いていたが、実数値はもっと上だったんじゃないかな。今度は顧客側が追い付けない状況になったのかならないのか。こうしてあるタイミングでSV欲しいと手を挙げると、ホィっと権利がもらえた様子。

更にランボルギーニの代理店も関係している

日本の要所要所にランボルギーニの代理店(ディーラー)がある。その中でもランボルギーニ麻布はもっとも強い販売力を持つようだ。(まぁ麻布は周辺の土地柄、潜在顧客は山ほどいるしね。)当然数売るわけだから、割り当て数も多くなる。地方のディーラーでは売り切れなのに、ランボ麻布では枠が余っていた。なんてことがあったかもしれない。

不満を抱えるSVオーナー達そして潜在顧客の失望

所有すること自体がスペシャルな事。ランボルギーニはそれを演出し、オーナーの所有欲を満たす義務があった。しかし実際はこれだ。スペシャルモデルはプレミアが付くことが約束されていると思いきや、SVの中古車市場は思ったほど値段が上がらず。それはプレミア感の喪失を意味する。

「手に入らなくてもいい。でも目指すべきところにいて欲しかった。」

これはボクが思っていたこと。ランボルギーニを心から愛しているかと言われればそうではなく、ランボルギーニは目標として最適だったということだ。SVのように選ばれた顧客が乗れるもの。そういう位置づけこそにランボルギーニの意味と本当の価値があると思ってた。それがこうも打ち砕かれるとは。

アヴェンタドールは驚異の原価率。一台あたりの儲けは大きい。それでも躊躇せず購入する顧客は、そこにブランド料が乗っかっているのは100も承知だったのにな。こうしてクルマ仲間界隈でも、「もうアヴェンタいらない」って声をちらほら聞くように。

だがしかし。アヴェンタドールSVJ登場!

さぁて、話をアヴェンタSVJに戻そうじゃないか。まさかSVの二の舞。なんて思ってる人も少なくないはずだ。さっそくディーラーに行って話を聞いてみよう!