渡米まであと
子供達の運動会とアヴェンタドールSVJ納車を優先した結果、渡米予定が大幅に遅れた。しかしそろそろ行かねばなるまい。あと日本にいれるのも1週間か2週間。友人クロちゃんとはテニスレッスン強化に励んでいる。カリフォルニアでは趣味であるクルマを日本のように楽しむ事は難しい。いつも引きごもりがちになるボクにとってテニスは積極的に外に出る絶好の機会を与えてくれる。
去年末の冬に体調を崩し、気圧や空気、東京の環境そのものが体に合っていないことがわかった。カリフォルニアにいると元気一杯なのに、東京にいるといつも喘息用吸入器を持ち歩く始末。
先日クリニックを訪問した時、医者は理解を示してくれた。海外を行ったり来たりする人はボクのように体に異常をきたす人が多いと。東京にいて免疫、ホルモン、自律神経系いずれかに異常をきたすようならば、環境のよいところへ移住することを進められた。これらの要素どれか一つでも欠ければ大病リスクが飛躍的に上がると。ボクはこれからの人生をどこで過ごすかよく考えたい。クスリ漬けで終わる一生か、ありのままに生きるか。
新しい米国滞在のビザ申請が始まった。近々米国大使館で面接を受ける必要がある。堕落した英語力の復活に注力せねばなるまい。また4年間に渡り米国に投資した資金の回収も急ごう。大手企業が軒並み失敗する米国進出。ボクは極限までのミニマム化とスモールスタートを徹底し、”可能な限り長く米国に留まる”手法で今なんとか凌いでいる。他国進出なんてフットワークの軽い零細レベルの時にやっておいた方が良い。ヒト・モノ・カネ。すべての考え方が日本とまったく違う米国でゼロから収益を作ることは本当に難しいのだ。
今回の渡米でやりたいことは山ほどある。プライベートで言えば、子供達のサマースクール受け入れに向けた引っ越し。テニスコーチの開拓。ビジネスで言えば新企画の立ち上げと新商品の開発パートナー探し。組織構造の変更。すべてのフェーズで相方ミート君の力が必要になるため、彼とどのタイミングで合流するかも重要なポイントだ。なんせ奴は米国嫌いだから長い間召喚するとある日突然ホテルに引きこもり、機能を停止してしまう。
渡米間近になるといつも思うんだ。アレもやっときたい、コレもやっときたい。でも結局何もできずにフライトを迎えるのさ。LA暮らしが羨ましがられる時もあるよ。でも向こうの暮らしが良いなんて幻想だ。入国してからまず最初に得られる感覚は強烈な無力感と孤独感。それでいつも思うのさ、日本人とだけビジネスしてりゃぁワケねえなぁって。なんでもっと若い頃に世界に出なかったんだって自分を責める毎日がこうして始まる。渡米は自ら進んで拷問を受けに行くようなもんなんだ。
そろそろおいしい料理屋を回る必要があるな。本当に日本の寿司とカレーと焼き肉、コンビニ飯に吉牛、ラーメン一蘭は最高の贅沢品さ。フグも食べたいな。あ、カニ道楽は絶対行っておこう。今半のすき焼きもそろそろマスターしておいたほうがいいかもな。そうそう、向こうのカニはバターで食べるんだ。イヤんなっちまうだろ?マッタリしたカニ足に、マッタリしたバターだぜ。米国よ、食のセンスを磨け。You達に絶対的に欠けているもの、それはポン酢。日本よ気づけ、米国の3分の1の料金で100倍うまい料理を24時間食べれる幸せに。そしてボクは分からない。日本でこじゃれた料理屋にわざわざ足を運ぶ人達が。足元を見ようぜ。イオンモールのフードコートは別名パラダイス。
ぜんせーさんの英語力ってどれくらいあるんですか??英検やTOEICなど
あとどのようにして勉強されているか知りたいです!
寂しくなるなぁ~・・・
食についてのひと言、全くの同感です。日本では、美味いものは足元にいくらでも転がってます。食文化は庶民的であるべきです。