黒き猛牛。ランボルギーニ・アヴェンタドール(LP-700)を購入しました

ついにこの時がやってキタ

約一年前、ドイツ車に飽きたボクはマセラティ・クアトロポルテをキッカケにイタ車に目覚めた。その後クアトロポルテを降り、マセラティ・グランツに新車で挑戦。それから約1年後の今、目標だった”ランボルギーニ・アヴェンタドール”を目の前にする。

購入のキッカケを掴んだ理由は何だったのか?

ボクも仲間を追いかけたいって思った

普段からクルマ仲間と集まったり、飲んだりしているんだけど、みんなセレブなんだよね。何台もスーパーカー持ってる人もいるし、株式投資の利益だけでランボルギーニ買っちゃう人もいたし、ランボ、フェラーリ同時所有なんてのもザラ。オーナー属性は医者、コンサルタント、投資家、不動産関係、謎の人。様々だけど、突き詰めるとみんな何かしらのビジネスを持っている人たちだ。

確かに何も知らずに見ると派手な人だったり、少しキツイ人がいたりするのも事実なんだけど、確実に言えることは一夜にしてセレブに上り詰めた人は誰もいないということだ。そぅ彼らは苦渋をなめながらも前進することを諦めなかった人たちだ。

ずっとIT技術者としてやってきて、独立して数年のボクからすると、こういう話を利害関係なく、礼儀も気にせず一緒に酒を飲める時間というのはお金で換算できないものさ。

こうして次第に彼らが見る景色をボクも見てみたい。と思うようになる。

たまたま遊びにいったディーラーでビビっときてしまう

たまたま仲間とランボルギーニディーラーに遊びに行く機会があった。もちろん買う気なんてサラサラないよ。”まだまだオレには早いぜ”っていう考えで支配されていたからな。それにこんときは商業バンとか、軽自動車とかに興味が向いてたから欲しいっていう思いさえなかった。でもな・・やっぱアヴェンダドールってもんを身近で見て、触れてしまうとなかなか頭から離れなくなっちまうもんよ。

再度アヴェンタドールを見に行く。もちろん見るだけ

これだけ頭にこびり付いて離れないアヴェンタドールの姿を子供達を連れてもう一度見に行くことにした。もちろん見に行くだけさ。どうせぶったまげた値段だから購入につながることは100%ない。ただ単純に今一度ゆっくり見て、心を鎮めよう。そう思っただけさ。

親の本音を見抜くのは子供達の特権か

ランボルギーニ麻布に入り、子どもたちに、

「マセラティ・グランツもそろそろ飽きてきたし、乗り換えたいんですよねー。」

って聞いてみた。

はー何言ってんだコイツー

って顔をされた。

子供たちはグランツが大好きだからね。案の定否定的さ。
でもま、とりあえず展示されているアヴェンタドールを指差し、「ああいうのってどう思います?」って聞いてみた。

ふぅーん。これねぇ。

これなんてクルマよ?

ふぅーん。アヴェンタねぇ。



ま、いんじゃない。乗り換えても






え?

つーかこれ、ナゥいじゃんよ。

でも白はないだろお前

白かぁ

白ねぇ。。

うーむ。白かぁ。。

ボク「赤とかどうなんすかね」

 
 
 
 
 
 
 
 

赤はないだろー

ボク「黄色もなかなか」

 
 
 
 
 
 
 
 

M谷号と区別つかねーだろ

 
 
ボク「確かに、M谷氏のアヴェンタとかぶるっすね」
 
 

じゃこういうのにしろよ

ボク「いやーここまでカラフルなのはナイッスねー」

ボク「じゃぁ、カッコいいアヴェンタドール見れたということで、そろそろ帰りま・・」

何なのお前?乗り換える気あんの?

ボク「いや、ホントは見に来たダケっす。高すぎて買えないっす。じゃぁ帰りま・・」

あっ!

 
 
 
 
 
 
 
 

すげーのみっけた!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

どーん!マットカラー、走行450km、内装特注だぞ。オプションホイールも付いてるぞ。

 
 
 
 
 
 
ボク:「へぇぇーめっさかっけえっす!今後の目標にしておきましょう!さぁそろそろ帰りま・・」
 
 
 
 

おぃ。これいいよな。

 
 
 
 
 
 
ボク:「え、ええ。めっちゃかっこいいっす。早く帰りま・・・」
 
 
 
 
 
 

既に四人交渉入ってんだよ。

 
 
 
 
 
 
ボク:「ですよねー、かっこいいっすもん。さぁ早く帰りま・・」
 
 
 
 
 

お前、買うよな?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

え、(゚Д゚)?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

買えよ。今。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェ....

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・ハンコ、ぽちぃぃ。

 
 
 
 
 
 
 

購入を決断した経緯

誰一人購入を否定する人がいなかった

もちろんいろいろ相談したさ。でも既にスーパーカーを所有し、ビジネスで成功している人達から否定的な言葉は一切なかったんだ。

「欲しいと思うなら買え。」

「買うことに何を恐れているの?」

「お金?そんなもんどうとでもなる。今すぐ買いなさい。」

こうやって尊敬していたビジネスの先輩たちがどんどん背中を押してくれたことにより、段々とボクの心は「いらねーよ。」っていうところから、「もしかしたら手に入れれるかも」って風に変わってきた。そして購入に関する試算を数字に弱いボクに変わって妻がすべて受け持ってくれたことも大きい。こうしていろいろな要素が重なり、もはや買わない選択肢は消えた。そして子供たちの押しも手伝って、即決という結果に。

アヴェンタドールのリセールは良いと言われる

ランボルギーニやフェラーリはリセールが高いことで知られる。そもそも販売台数が少ないこと。欲しい人が多いこと。高いステータス性を持つこと。が理由にあるのかもしれない。アヴェンタドールは3年後の残存価値が約70%程度だと言われている。率を見れば良いほうだけど、販売価格が高価なだけにロスするお金もそれなりに大きい。やはり慎重にならざる得ないところだけど、ここまで来ると「リセールが良いよ!」っていうのはまさに殺し文句だ。試算したところでしょうがない、今より先の事は誰にもわからないからね。人生は永遠にランダムウォークさ。さぁ試算を辞めてアヴェンタドールライフに期待しよう。レッツ思考停止!

購入したアヴェンタドールのスペック

タイプ    :LP700クーペ(屋根開かないやつ)
年式     :2015年式(新古車)
走行距離   :450km
前オーナー  :お年を召した方らしい。
何故売ったのか:アヴェンタの乗り降りが年齢的にキツイそう。
購入店    :ランボルギーニ麻布(スカイ・グループ)

アヴェンタドールの購入価格

車両本体価格

4880万!うち、消費税額362万ナリ。税金でクルマ買えるな。

オプション

▼型式
ABA-47L539

▼ボディーカラー
マルーンアプス(マットカラー。ややブラウン味がかったグレー)
¥151万

▼インテリアコンセプト
スポーツインテリア仕様(何がどう違うのかわかりましぇん・・)
¥25万

▼IBカラー ISカラー
Terra Antiope(多分ドアトリムの色かな)
¥16万

▼エンジンカバー
透過エンジンボンネット(要はガラス製)
¥86万

▼ホイール
Rims Dione forged 20/21インチ
¥89万

▼ブレーキキャリパー
Yellow brakes calipers(黄色いキャリパーそのまんま)
¥12万

▼その他
パークアシスト:¥51万
ステアリングステッチ:¥12万
LP700TVチューナー -
ETC: -
ブランディングパッケージ:¥11万

諸費用

▼預かり法定費用
¥24,590(検査登録&リサイクル預託金)

▼手続き代行
¥152,000(検査登録&納車費用&希望ナンバー)

下取り車

下取りはマセラティ・グランツーリスモだよ。買い取り価格は1232万ナリ。ボクが乗っていたマセラティはMCシフトという仕様。要はマニュアルね。これがアダとなった。市場にMCシフトが流通していなくて値付けが難しいと。他の買い取り店では1000万を下回る提示額だったのを、ランボディーラーがなんとか調整つけてくれた。

購入した瞬間、どう気持ちが揺れ動いたか

中卒で社会に出てホストクラブで働き、苦汁をなめながらも実直に、時に大胆に、地ベタを舐めずりまわりながら生きてきたつもりですわたくし。挫けそうになったときも、ドス黒い海に見を投げそうになった時も、「いつかランボルギーニ乗るんだぁ・・オレ・・」っていう想いが、消えゆくボクの心にかろうじて火をともし続けてきた。

起業して、資金ショート目前でいろんな人に助けられた。特に一番大きかったのは妻が全財産を投げ出してボクの会社にお金を入れた事だ。あらゆる人に頭を下げ、駆けずり回り、雇用を守る。ボク達は自分たちのことなど一切気にしていなかった。安いアパートを購入し、必死に固定費を削りながらもランボルギーニへの想いが途切れたことは一度もない。

じゃぁいざそれが目の前にあり、自分の所有に変わる今、感慨深いものがあったかと言えばそうじゃない。ディーラーを出て、妻と顔を見合わせ、第一声は

「ついにやっちまったな・・・」

それは狂喜とかじゃなく恐怖なんだよね。だからテンションが上がることもないし、カスタムパーツを覗いて夢を膨らませることなんてのもない。スグに会社に戻り、もくもくと仕事をこなす。結局これから来る”何か黒く禍々しい物”を飼いこなしていくには稼ぎ続けるしかないのだ。

アヴェンタドールは一つの指標として機能する

でもね、いろいろ気づいたこともあるよ。ごくごく一般的なボク達からすると、ここまで高価な消費物を購入するということは非常に勇気が必要だったよ。でも結局のところ、ランボルギーニもフェラーリもあらゆるスーパーカーも”モノ”でしかないんだ。モノである以上劣化するし、価値が上がっていくってことも考えづらいし、いずれは陳腐化していくもんさ。

ボクらはこんなモノのために一生をかけてきたわけじゃないんだよね。ランボルギーニってのは一つの指標でしかないんだ。学歴ナシ、キャリアナシで社会に出て、朝まで酒を飲み、ゲラゲラしていたボク。「あぁ自分って底辺だわ」って自覚した瞬間、この世界から脱出しようって強く思った。その決意には何かこう、目に見えやすく、惹かれやすい指標ってのが必要だったんだよ。それがランボルギーニだった。それだけのことさ。

アヴェンタドールの本当の価値は、所有するまでのプロセス

結局ボクは長年、ランボルギーニが欲しかったわけじゃなくて、ランボルギーニを買えるくらいの男になりたかった。ってことに気づいた。つまり眼の前にあるアヴェンタドールに価値があるんじゃなくて、アヴェンタドールを買えるくらいまでがんばってきた今日、今この時までのプロセスに価値があったってことさ。

もしアヴェンタドールを目標にしていなければ

友達もいない、地元も出た。未成年でどこも雇ってくれない。拾ってくれたのはホストクラブ。初就職は謎の探偵業で24時間労働。一番キツイ仕事は富士の樹海で死体探し。こんな底辺だったボクが、高校卒業資格を経て、大学に進み、図書館にこもり猛勉強。コンピューター資格を経て最終的には上場企業に入り、起業。紆余曲折しながらもアメリカに挑戦する。こんなストーリー、強烈な目標設定がなければこなせる自信なんてないよ。目標を放棄したいくらいの苦しい事、人生ではいっぱいあるでしょう?

もしボクがふわっとした目標設定をし、ただ目の前の事だけやっている生活だったら120%堕落していたこと間違いナシだよ。だからここまでボクの心をつなぎとめてくれたランボルギーニには感謝するし、ランボを目標設定した瞬間、逆算した人生が見えたからとっても効率よくキャリアを磨けていけたよ。けど、アヴェンタドールはやっぱりモノでしかない。所有したが最後、何か大事な人生の活力になるものを失った気がしたってのが正直なところさ。それは虚無感とも言う。こんな虚無感、エヴァンゲリオンが最終回を迎えた時以外、感じたことないものさ。

それでもアヴェンタドールライフを楽しんでみたい

とはいえ憧れてたモノが今手に入ったんだ。アヴェンタドールから見える景色ってもんを楽しんでやろうじゃないか。次なる目標も探しながらね!

ほんじゃ、引き続きレポしてきます。乞うご期待!

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