ほぅ。東京アラート解除方針固まる。その後ステップ3へ移行か。ようやくだなぁ。

先日よく行く料亭の店主と話したんだけど、「店はずーっと開けてるけど、お客さんは1組くらいしか来ない。電話も鳴らない」って嘆いてた。髪はボサボサで顔はやつれきってしまっている。彼は一流の料理を出す職人、彼にできることは店を開け、最大限客にサービスすること。ならない電話に対する術など専門外だろうな。日本の伝統料理に一生を捧げてきた結果がこれだもんな。あぁ、最適な言葉が見つからない。もうかわいそうとしか言えない。オレ一人がせっせと食べに行ったところで何の助けにもならないだろうし。

ゆりっぺ(都知事)・・一言、一言頼む。リモートワークやめよ!って叫んでくれ。大企業のリモートワーカー達はもっとも消費してくれる層。彼らが外に出て動き始めないといろんな業界が死んでゆく・・。

でももう・・ゆりっぺの力じゃ無理かもしれない。経団連でも無理かもしれない。一部大手はコロナ関係なくリモートワークを常態化し始めている。子会社オフィスを閉鎖。本社に機能を集中。リモートワーカー達は今まで残業代で潤っていたけど、これからはそうもいくまぃ。一つの時代が終わったような気もする。彼らが日本の消費を支えてくれてたのにのぅ・・。

企業は厳しい状況が続くだろうけど、リモートワーク常態化によって、オフィス賃料カット、設備費カット、交通費カット、残業代カットで異次元の経費削減ができるだろう。もしかしたら水面下で企業はウハウハになり、雇用者の手取りはどんどん少なくなっていく上に過度な成果主義が根付き、リストラの恐怖におびえる生活になるかもしれない。感染リスクに意識を振り過ぎてリモートワークを叫ぶより、今すぐ会社を正常化するように叫んだほうが良いんじゃないか。企業は「社員を守るため」っていう大義を掲げながらせっせと人材あぶり出しと、異次元のコストカットを計画しているかもしれない。知ってる限りそういう企業はいくつかある。カネは天から降ってこない。今の経済システムだと人が動かなければやがては必ずツケが全業種に返ってくる。ゆりっぺ。もし新しい生活様式を到来させるなら、いっそマトリックスの世界へ連れてっておくれ。どこにあるのガンダーラ。