アメリカ総論:なぜボクはアメリカを目指すのか

 

この記事は主観で書かれており、多くのネガティブを含み、多くの人の気分を害する恐れがあります。自己責任で閲覧下さい。

 
 

さぁて、ここしばらくカリフォルニアライフを発信してきた。中には海外生活に興味を持ってくれた人もいると思う。

ボクは日ごろから海外出た方がいいんじゃねーって言い続けてるんだけど、「なぜ、一体どうやって?」ってとこが抜けてると思うからそこんとこを何回かに渡ってレポートしていこうと思ふ。

ほいじゃスタートぅ!

 
 

何故海外を目指すのか

以下に理由をまとめてみた。でもね、ベンチャー企業経営者なんて全部感覚で生きてるのよ。だから海外出たほうが良いんじゃねーってのも単なる感覚値。根拠なし。だからボクの言う事を参考にするかしないかはあなた次第。

確実に弱まっている日本の影響力

ボクは比較的肌で感じた事しか信じないタイプでね。知らない事があれば知らないっていうし、知りたければ自分で直接出向く。そういうスタイルをずっと貫いてきた。

数年間LAで生活してみて、短い間だけど変化は感じ取れた。段々と大型ショッピングセンターから日本の文字が消え去っていくのを見たし、日系レストランがどんどん韓国勢に買収されているところも見た。渡米当初は活況のあった日本人向け飲食店に人はまばら。若者も少なくなった印象だし、日本人市場全体が縮小の兆し。じゃぁ海外出たってツライだけじゃないか。だと?いいや違う。日本にまだ元気があったころ、このLAの日本人市場も活気があった。LAの日本人マーケットは日本の国力に大きく影響を受ける。だから今のこの落ちた状況は日本そのものの力が弱まっている証拠とも言えよう。

恐れるべきは少子化

別に少子化を論ずる気はないよ。そういうのは偉い人に任せておこう。ボクが最もイヤだなと思うのは日本の少子化が既に取返しのつかないレベルにあり、改善の兆しもない。

毎年、新卒採用という学生から社会人にあがる節目に身を置いているけど、体感できるほどに若者がどんどん減っている。このままだと少子化超えて無子化するっていうのもあながち間違いではないって思うくらい。マジで怖い。いやマジで。

階層化厳しいアメリカ

移民で構成されたアメリカを参考にしてみるけど、単純労働(洗車とか、工場とか、販売員とか、特殊スキルを必要としないルーチンワークメインの事ね)は人件費の安いメキシカンが独占しているんだ。白人は比較的上流工程の仕事に就くことが多い。だから白人は比較的裕福な人達が多いよ。そして、見えずらいけど明確な事として、階層化社会が挙げられる。これは単純労働に就くと単純労働で一生を終えるケースが多いという意味。学歴がないと良い仕事に就くのは難しいし、確実に人種差別(いや人種区別だな)は存在する。何か人より秀でたスキルがない限り、日本人(アジア人)がアメリカに渡り、日本と同じように就職できる確率はめちゃくちゃ低い。(というかほぼ無理)

結局アメリカンドリームなんて夢物語で、実際はみんな、見えない力で決められた階層の中で生きているのが現状。そしてアメリカにいる日本人も”外国人”としての見えない階層に属する事になる。だからこそ、日本にいる時よりも強い志が必要だし、自己能力(精神力・肉体・思考)を高める必要がある。

自分ではなく、子供・孫の代を考える

少子化に続き、高齢化も深刻だ。人口分布においてあまりにも高齢層が分厚い。負担は若い世代にのしかかる。この負担をこれからの未来を作る我が子に託すのか。ボクの答えはNOだ。今の子供達には日本で働くも海外で働くも自由というくらいの教育を与えばなるまい。となると今の親世代が積極的に海外に出ていき、生活の土台を築く事が重要だ。ここらへんはどこの国でも一定のマーケットを持つ中華の人達が得意とすることだね。

子供への英語教育。絶対行うべし

いやもうこれは絶対。どんな理屈があろうとも、絶対とボクは言い切る。英語は話せて当たり前にしてあげないとダメ。学校に頼っちゃダメ!言語は子供の未来。日本語だけでは子供の未来は開かれない。子供に英語教育を与えず、親が高級車とか乗り回してたら狂気の沙汰。そのあとに中国語なんて喋れたら最強。機械翻訳の発展とか、そんなのどうでもいい。話す事が大事。そこに世界共通のIT技術なんて組み合わせたらスーパーマン。更にディベートなんて学んでたらアヴェンジャーズの一員。

家族ではなく会社の事も考える

賛否両論あると思うしね、アメリカかぶれって言われる事もあるけどね、まだまだアメリカは世界一の経済大国だし、アメリカの合理性は国民の意識にまで根付いている。アメリカは本当に強い。仮に中国が世界の覇権を握ったとしても、倫理・道徳観でアメリカを超えるのはまだまだ先の話。

だからアメリカに拠点を持っておくのは極めて重要。小さくても、赤字続きでも、拠点が存在している事に意義がある。日本やアジアしか見せれない会社よりも欧米を見せれる会社の方がより多くの人を惹きつける事ができるし、一緒にがんばってきた仲間達やその家族に将来日本でしか暮らせない生活を送らせるよりも、アメリカや諸外国の生活を選択肢として与えられるのは大きな強み。

お金も重要だけど、どう生きるかのほうがもっと大事。安定も定時上がりも捨てて、不安定で過酷なITスタートアップを共に経験したボクの仲間達は多くのリスクを取った。その先に大成があったなら、まずは富と、そして次に自由な生き方を彼らは得るべきだ。そのためにもボクはアメリカで基盤を作らねばならない。

もはや日本自体が病んでいる

日本へ来る海外留学生のうち半数が”日本元気ない”と感じているようだ。細かい事を言うとキリがないけど、帰国する度に病みが進行しているような気もする。なんていうのかな、街から覇気を感じないっていうのかな。大事な人との時間でさえスマホに奪われ、ネガティブニュースには多数の人々が反応する。Twitterのタイムラインは正常思考を阻害する凶器。ボクら日本人は下を向いて生きているのか。人間が本来追及するべき精神的充足に対する議論を聞いた事がない。おぉ神よ、あなたは日本国から魂を奪われたのか。

こういう事は前から思っていたし、「いやそれでも日本は強いんだ!」って思ってたけど、もう抗えないくらい完全に思考は逆転した。もはやこの国でどうやって幸せを追求していいか分からない。いや、ボクの事なんていい、会社の仲間や子供達に、この国で終わってもらうわけにはいかない。マジで最近焦ってる。

ビジネスにおいてアメリカブランドは強い

ある時ボクはふと思い立って中国の会社に取引を申し出た。彼らはハッキリと、「日本の会社と取引を持つつもりはない」と言い放った。何故かと聞くと、「注文すくなすぎ・品質にうるさすぎ・決断に時間かかりすぎ」という3連コンボだった。まぁどれも納得するよ。「じゃぁアメリカ支社と取引してくれ」と言うと、途端に態度が変わり、向こうはノリ気になった。これ以外にも似たようなケースは多い。特に日本国内の会社にはアメリカブランドが良く効く。だから思いっきりコストを削ってアメリカに居残り続けるっていうボクの戦法はそこそこうまくいってる。オフィス家賃5万だしぃ。

突き詰めるとスタンダードは強国へ

人間社会って未知のトラブルに見舞われると前例に従おうとするのさ。ビジネスの世界もそう。業務を合理化せよと言われても、今までコレでやってきたからどうしたらいいか分からない。そうだ欧米に倣おう!みたいな。人は自分より強い者から何かを得ようとする。社会はより強い者に倣おうとする。それを突き付めていくとボクの業界はやっぱりアメリカに行きつく。ならさっさとアメリカに身を置いておく。

日本にアメリカを売り、アメリカに日本を売る

ボクのように小さな力でも出来る事はある。アメリカにしかないものは日本で売れたりするし、日本の文化はアメリカで売れる。両国を繋げて莫大な富を得ている日本人はカリフォルニアに多い(日本人の数が他州に比べ圧倒的に多い)。

そうだなぁ・・ボクにもし知識があれば・・。ラーメン屋をやるな。とにかく日本のラーメンは人気。連日行列。ラーメンじゃなくても焼き鳥、寿司、居酒屋。このあたりで大きく稼いでいる日系企業がたくさんいる。

特にラーメンは世界で人気。激戦の日本でやるくらいなら海外でやったほうがよっぽど良い。香港も日本ラーメンラッシュ。特に地方のラーメン屋が東京を無視して海外にダイレクトに進出して大成功しているとこ多し。オレにスープを・・ダシの作り方を教えておくれ・・

ちなみに持論を展開すると、成功の秘訣は味を現地化すること。もっとも失敗する例は、味にこだわりがあり、日本の味そのままを海外に持っていこうとする人。そういう人を単なる頑固者という。職人気質は海外では通用しない。

日本の主役が若者にシフトしないなら、若者は日本を去るべき

日本の富は高齢者と、最終現役世代に寄り付いた。若者への分配はもうあるまい。すべての業務が高度化した今、起業の難易度も上がった。そう簡単には起業して黒字連発というわけにもいかないだろう。そもそも国内消費は落ちており、あっても大手サービスに集約される。物は売れない。何か次世代のサービスが必要だ。政府の移民政策が失敗すれば、若者が年を取る頃には今の充実した社会サービスは崩壊しているだろう。柔軟な思考を持つ若いうちに海外に活路を見出したほうがよい。

まとめ

まぁさ、アメリカに言及しているけど、別にどこでもいいと思うのよ。日本だって実際はすごい国だし。結局なんだかんだ言ってアメリカ好きなオレのエゴかもしれないし。大事なのは「精神的充足の追及」だよ。それには他者との関わり方も重要だし、価値観も文化も、そして仕事、先の見える未来、安心できて継続性のある社会インフラ。すべてが重要。それが日本にあると思えるなら日本でがんばる事さ。誰の意見でもなく自分の意思でね。

次回

次は「アメリカでがんばる学生達の光と影」的な感じで、学生本人達から聞いたことそのまま伝えよう。最終的にはどうやってアメリカに挑戦していくかを年代別で落とし込んでいきたい。

質問募集

疑問があれば、今後のアメリカ総論シリーズで持論を展開します。特に以下の事に関する事は拾います。

・学生・ちびっ子たちのHow to 海外進出
・小規模事業者のHow to 海外進出

個別回答ナシ。回答保証ナシ。ぜんせー個人への質問はスルー。高度な質問はミート君にパス。

コメント一覧
  1. 匿名 より:

    最近よく拝見させて頂いてます。ぜんせー氏と同じでアメリカと日本を行ったり来たりしてます。体感としての日本の減速感、鋭いご指摘だと思います。しかしながら現在のアメリカにおいても、中産階級の崩壊(階層の固定化)が非常に著しい。この問題は日本とアメリカだけでなく、インターネットの普及、グローバル化の進展による、先進国における世界的な問題でもあると思います。また、少子化に至っても、東アジアの経済的に成熟した地域(儒教・農耕的な考えが強く残り、不安定な将来に備えて富を蓄える傾向がある) ex)韓国 深セン 北京 上海 香港 台湾、、、などにおいては日本と同率又はそれ以上に急速に進行しています。近い将来、そのような国や地域でも、現在の日本と同じような社会的な問題が噴出してくると思われます。つまり、程度の差は多少あれ、日本の抱える問題は他の先進国及び地域が抱える問題とも言えると私は考えております。このような世界で生き残って行くには、やはりぜんせー氏もおっしゃる通り強者を見定め、追従していくことが必須となってしまいます。強者とは何も政治・的な大国だけでなく、発展性のある産業であるとも言えるでしょう。そのためにも若者たちは国際的にも高い水準で教育を受けるしか無さそうです(必ずしも国外で教育を受ける必要があるとも思いませんが、、、)。そうなってしまいますと、経済的にゆとりのある親の元に生まれた子供は辛うじて厳しい世界を生き残っていくことが可能かもしれません。そうでない場合は、、、国内にやってくる移民と単純労働という少ない牌を奪い合うしかなくなってしまうのでしょうか、、、。いずれにせよ、若者に少ない投資しかしない国や企業は間違いなく衰退するでしょう。安定した社会保障と若者への投資は果たして両立するものなのか。日本のこれからは少子化の進む、他の先進国のこれからでもあります。中々厳しい世界を我々は生きているようですね。
    長々と失礼いたしました。ぜんせー氏のビジネスのご成功を心から祈念しております。

    • ぜんせー より:

      わぉー仲間発見!なるほどとても参考になりました。諸々おっしゃる通りだと思います。日本で英語教育は可能。しかも高度なレベルで。でも文化そのもの、自分のマインドを変えるにはやはり現地で学ぶ事をボクは支持したい

  2. 匿名 より:

    いつもブログ楽しみにしてます。高校3年ですが、ぜんせーさんはどのようにして英語を習得されましたか?

  3. 匿名 より:

    こんにちは。
    子供の頃に将来の可能性の事や、危機意識を持つ事は難しいと思うのですが、
    そうなると英語の習得への意欲を持つ事も難しくありませんか?
    お子さんに、どの様にお話されていらっしゃるのでしょうか?

    • ぜんせー より:

      なるほど。子供がやるべきことは大人が与えていかないと、すべての事に意欲を持たせるって不可能かなと我が家は思ってるっす。ウチの子、youtubeにしか意欲ないし・・なので、言葉選ばす言えば、強制です!

  4. 匿名 より:

    >強制です!
    親の心子知らずですよね、ぜんせーさん家族には、ブログで意欲的に学習に
    取り組んでいらっしゃる雰囲気を感じたので秘訣を知りたかったのですが。
    自発的にとか、興味を持って子供に学ばせたいと思いつつ、親としての責任との
    葛藤の日々です。ありがとうございます。

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