アメリカ議事録:留学生について

今回はロサンゼルスの留学生について、主観でまとめました。議事録なので殴り書きです。読みづらいと思いますすみません。

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■ロサンゼルスに来たばかりだと、毎日が目新しい事の連続で、キラキラした日々を送れる。苦労ごとも多いが、アメリカにいるという充実感から、パワーがみなぎっており乗り越えていく楽しさがある。

■留学から1年くらいだとまだまだ毎日が楽しい。語学留学生は英語勉強が主なのでさほど難しい課題をこなさなくてもOK。よって、旅行に行ったり、クラブにいったり、ビーチに行ったり。充実した日々を送る子が多い。カレッジや、ユニバーシティ生は課題も多いし、英語で専門的な事を学ぶので余裕があまりない。

■大体1年から2年くらいしてくると帰国を考える子が多くなる。特に語学留学生に多い。主な理由としては、遊び尽くしたので目新しい事がなく、単調な毎日になってくること。アメリカ生活の理想と現実のギャップ。思った以上に英語が伸びないので嫌気がさす。このくらい滞在していると、クルマが必要になってくるし、保険などもろもろ考えるとまとまった資金が必要。しかし学生という身分なのでまともな仕事につけず、資金が限界を迎える。

■英語力はこのあたりで雲泥の差がつく。真面目に勉強した子は伸びるが、遊び目的で勉強をおろそかにした子は、びっくりするくらい話せない。また、日本人女性は世界中の男性にモてるので、お付き合いをして英語力を抜群に伸ばす子もいる。日本人の男の子はそうもいかない。アメリカ人男性は、英語の話せない日本人女性でも余裕で口説いてくるが、日本人男性がアメリカ人女性を英語能力皆無で口説くのは不可能。というか、そこらへんの石ころレベルで見られる。いつの時代も女性は性的に有利。
主観だが、日本でしっかりした教育を受けている子(特に中学英語)は生き残りやすく、成長している印象。逆にしっかりした土壌がない子(日本で良い教育を受けていない)は早期退場している率が高い。この「土壌がない」という意味は日本の学校の成績良し悪しではなく、”勉強の仕方を知っているか否か”が重要なポイント。

■3年も経ってくると学校を終える。ここらへんからサバイバルになる。友達とか遊びとか言ってられない。帰国する子が多くなる時期。カレッジやユニバーシティ生はこの後OPT(企業研修ビザ)に入る。たいていは学校で学んだ分野の企業で1年間修行する。OPT期間で企業に気に入られないと、後のビザ更新が厳しく、退場となる。企業側はビザサポートするためにコストを支払う必要がある。よって、ある程度優秀なレベルにいないと認められない。現地人ではなく、あえて日本人を雇うメリットがあるかどうかを企業にアピールする必要がある。仕事終わっても勉強は欠かせない。競争を勝ち抜く力が必要。今の日本のゆとり教育感覚だと生き残り厳しい。
また、アメリカ側で自国の人材で十分とされる職業はいくら優秀であってもビザは発行されない。将来子供をアメリカに行かせる場合は、好きな事をやらせるという教育ではなく、アメリカが必要としている人材が何かを親が見極めて、子供のキャリアパスを設定していく必要がある。

■語学学校生は結構厳しくて一部の例外除けばほぼ帰国。OPT取れて現地企業に就職してアメリカ永住とはまったくいかない。
ちなみに語学学生の身分で入国して、しこたま米国人男と会い、結婚を目的とする子もまぁまぁいる。それが叶わない場合は偽装結婚を狙う。この偽装結婚狙いも昔は相当いたが、今は入国管理局の取締りがかなり厳しい。永住権獲得までは7年以上を要すると思った方が良いし、偽装結婚でも同居、子供、共有バンクアカウント、共同ローンなどの証明を求められる。果ては管理官が突然家に来て、歯ブラシの数まで確認するとか。偽装結婚すればひとまずアメリカには滞在できる。しかし2年くらいと思った方が良い(2年後、審査が入る)。ひと昔前は永住権の審査も緩かったが、年々厳しさを増している。このままだと正当法かつ、優秀な人材でないと本当に生き残れない。

■男の子と女の子ではサバイバルの仕方もだいぶ違う。まず、女の子。
長期の留学生活は資金が重要。ロサンゼルスは違法に労働できる場所が結構ある。日本料理屋、日本キャバクラ。さらにダークにいくなら、コリアンタウンのカラオケという手がある。手っ取り早く稼げるが、ドラッグと性にまみれた街(日本の比ではない危険さ)に身を投じるのはかなりのリスクを伴う。アメリカは日本と比べドラッグとの距離が近い。FBIに検挙される例もある。しかしそうでもしないと学生は生活できないというのもある(留学生は特別学費が高い。物価も高い。家も高い)。親の力によって日本で高等教育を施された女の子であっても、ハメを外しこういった世界に落ちていくのも見た。年頃の女の子を留学させる時こそ、親の徹底的なサポートが必要なり。(日本では異性関係に乏しくても、アメリカにくると急にモテるケースが多い。ある程度男との交渉術を知らないと、外国人男性にあっという間に取り込まれ、傷つき、道を間違えてしまう子も多い)

■男の子。
そもそも親が金持ちが多く、悠々自適な子が結構いる印象。親のカード使いたい放題とか。将来も約束されているケースも多い(医者系とか)。もちろんフラフラしてる奴もいる。日系の飲食店なら労働ビザがなくても雇ってくれるケースがあるので食いつなぐ子もいる。最近飲食店で知り合ったナウでヤングなボーイは、実は日本の超有名企業の息子だったりするからビビる。

■総合的にみると、女性強し。適応能力、底力。総じて男より強い。

■今までで見た中で、「こ、こいつらすげぇ・・」と思ったのは、
ナースを目指す子。
米国のナースも日本と同等、ランクがある。高いランクになるとドクターより地位が高く、ドクターより稼ぐ。将来は約束される。米国のナースはめちゃすごい。その代わりライセンスを取るのがすごく大変。ナースを目指してる子ら数人と話した事がある。20代後半から30代が多い。それだけ日本で勉強してからアメリカに挑む。英語能力は文句のつけようがないくらい高い。顔つきがまったく違う。キリっとしている。聡明。

■英語能力と語学留学について。
個人的には語学留学は良い選択肢ではないと感じる。そもそも語学学校では英語は伸びない。日本人はカモにされやすい。「英語学校に通えば話せるようになる。留学すれば話せるようになる。」こういう広告が多いが、まったく嘘。数年間語学学校に行っても、一切話せない子を何人も見た。仮に語学学校で英語が話せるようになったと言う子がいれば、それなりの自己学習を行い、学校はアウトプットの場として利用している。生活、仕事をするレベルで英語を話せるようになるのは相当難しい。また英語は受動的学習では無理。自発的学習でこそ身に付く。よって、日本でも充分に習得可能である。アメリカで何かをする場合、英語は話せて当たり前であり、専門性が重要である。この専門性を磨くのがアメリカ留学のキモである。大事な学生ビザの期間を語学学校に費やしてしまうのは得策ではない。

■企業に就職。個人事業として独立。しかし・・
物価高をなめちゃいけない。特に家賃はクレイジー。ロサンゼルスで一人暮らしできるのはまだまだ先だ。多くの若手社会人がルームシェアを選択(当然アメリカ人も)。副業も当たり前。学生だと1部屋に6人!とか平気である。一人がCovidを持ってくると・・

■西側、強し。
ロサンゼルスにいる友人、総じて同意する事。それは、

「関西系が強い」

西側全般。立ち回りがものすごく上手い。英語も上手。多分ノリがアメリカ社会とマッチしているから。商人気質ってのもあってか、商売もうまい。うちの子供たち、関西で育てたい。

■強者たち。
アメリカ。偉大な国。徹底した資本主義。そこに情はなし。能力ないものは退場。落ちるは自由、そして底なし。上がるも自由、それも天井知らず。アメリカで力強く生きていく日本人。本当に美しく、たくましい。生き残る者たちに共通していること、それは「強い決意」のみ!

がんばれ日本の若者たち。日本のまったり空気に飲まれるな。アメリカに挑戦せよ。

アメリカ議事録:留学生について”へ1件のコメント

  1. 改HVGF より:

    強い決意。いわゆる「ダンコたる決意」ですね。
    経営者の心に響きます。

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