ランボルギーニからアンケート調査の入電。新車で注文すると必ずメーカーサイド(多分ランボジャパン)から顧客満足度の調査が入るっす。ディーラーの対応を客がランキングするんすよね。接客態度とか、商品の説明が満足であったか。などなど。結構細かい範囲で聞かれます。困ったのは、深夜に幾度もかけてくるため起こされてしまうこと。日本とカリフォルニアでは時差の関係で昼夜逆転ですからのう。んでもちゃんとその旨伝えると、カリフォルニア時間に合わせて再度電話くれました。

ディーラーの対応にボクはまったく不満がないのですべての項目で満点です。でもメーカー自身の売り方には不満があるので、それを電話オペレーターに伝えました。今でこそランボからEXITを果たしたので気も楽ですが、売るに売れない時のこんちくしょーな気持ちがよみがえり、オペレーターさん相手に声を張ってしまいました。しかしオペレーターの彼女は終始落ち着いた感じで、「多くのオーナーからあなたと同じクレームを頂いております」と言いました。ぬぅやはりみんな同じ想いだったのか。

63台限定のアヴェンタドールSVJ63もついにはロードスターにも設定されてしまったので、1963年創立を記念して63台のみ生産というプレミア感も薄れてしまいました。なんとも残念ですのぅ。ランボルギーニのかっこよさは永遠だと思いますが、もう買おうという気持ちにはどうしてもなれません。いやでも安ければまた欲しいかな。数万キロ走った初期型のLP700でボクは充分だけどな。しかし依然として売れ残りは顕著です。特にロードスターの動きは相当鈍いようです。日本はクーペが人気なんすね。いや人気とはもう言えないか。

市場飽和の行きつく先は叩き売りしかありません。クルマ自体はめちゃくちゃかっこいいのに買い手がいない現状、やはりどれだけの金持ちでも、顧客資産をドカっと減らすようなメーカーには寄り付かなくなるんだな。まぁそりゃそうだよ、金持ちって資産形成に細心の注意を払ってるからこそ金持ちなんだもん。

売るに売れない時なんて、ランボルギーニから逃げたいのに、首根っこ捕まれたような気持ちになったけど、もうあんな思いはごめんだぜ。だからランボ、復活してくれよ。誰もを魅了し、常に品薄で、プレミアが付いた時代に。もぅ善良なオーナー達をタイタニック号の乗客にしないでおくれ。