緊急事態宣言下とは言え、それなりに人は歩いてる。ボクはアルファードで会社まで行く。なので家から会社まで人と顔を合わせる事はない。会社は一部在宅ワークに切り替わった。会社のリーダー陣営と在宅中の新卒勢がオンラインで技術研修の成果をチェックしていた。なんだかんだ楽しそうにやっているようでよかった。

子供達の新しいクラスと担任の先生が決まった。どちらも熱血型の厳しい先生に変わったようで嬉しい。以前の若い先生たちはとにかく欠勤が多かった。一般社会だと間違いなくクビ切られるレベル。意外と公務員って緩いんだなとも思った。イッチーもたっちゃんも仲の良い友達とクラスが別れてしまったようだ。それも良い。今の友達が永遠の友になる可能性は低い。今はいろんな子と付き合い、視野を広めるべきだ。

仕事では一件、見過ごせない事態があった。大手クライアントが契約内容全無視で強制契約解除を通達してきた。コロナ危機を契機とした無差別コストカットだろう。あまりにも唐突で、あまりにも自己保身に走るその姿、コロナ危機と遠い業界にいる大手のやる諸行ではない。法的根拠に基づき抗議した。先方は10分後に通達を取り下げた。とりあえず解約って言ってみる感がすごい。

海外留学にトライするため、新卒3年目の一人が近く退職予定だった。しかしこの事態、海外留学の道は閉ざされてしまったようだ。退職予定日が迫る中、結局このまま会社に残らせて欲しいと希望があった。会社はそれを受諾したようだ。担当者、やさしいのぅ。

火ヴェンタドールのタクちゃんと話をした。彼は製造業だが、この事態に関わらず、彼の会社は過去最高益を記録したらしい。利益の行く場所がないのか、彼はフェラーリF8スパイダーとSF90を予約。ランボルギーニの特別車シアンの納車まではまだ数年。ここしばらくは買うモノがないからしばらくはフェラーリを爆買いするようだ。彼の経営センスは素晴らしい。業界違えど見習うところは多い。凄まじい勢いで成長していく彼を見て、正直悔しいとも思うし、追い付いてやりたいとも思う。でも彼のように真摯で活力に溢れた経営者が友人で在ってくれることに感謝したい。彼はボクに、アヴェンタに戻って来いと何度も言った。ぶっちぎりの成長率を叩き出す人間の言葉は影響力があるものだ。少しマジメに考えた。もう一度アヴェンタか・・。いや今は考えまい。

ナイトクラブの先輩に連絡を取った。今日から全店舗を封鎖するらしい。業界は壊滅的で、撤退も視野に入れていると言う。しかしさほど心配はいらないだろう。先輩の言葉には余裕があった。もともとナイト業界に依存しない体制を築き上げてきた人だからコロナ危機で沈んでしまうような人ではない。今心配するべきは・・自分・・。明日は何が起きるかなぁ・・。