今日は不動産屋と話した。

先月5月の家賃維持率は95%(中古ワンルーム市場。去年5月は97%)。コロナ下で若干賃料の値下がりがあった模様。しかしその値下がりのほとんどは郊外で発生しており、都心中古ワンルーム市場は極めて平穏を保っている様子。

新規の賃貸契約数は下落しているものの、コロナ下では引っ越しができず、契約更新した人が多かったから。オーナー側にとっては良い傾向だろう。

うってかわって賃料50万以上の高額帯物件はかなり厳しそうだ。港区一等地にあるブランドマンション、コロナ前はひと月の賃料120万を下ることはなかったが、なんと今は80万で賃貸に出されている。が、それでも誰も借りていない。高額帯は外資系の駐在が多く占めていたが、コロナ下で多くが帰国。そこを補填できるような日本人ファミリーはいなかったか。外国人向け物件は設備に無駄があり(メイドルーム、シャワールーム、サウナルームなど)、日本人の生活スタイルにマッチしていない。

先日、ウチの会社は地方の就活イベントに出展した。若者の都心離れが始まっていると一説では言われているが、応募者(上京を望む若者)は前年度より増えている。

多分、都心離れは相当な少数派もしくは層(ファミリー世帯など)が限られている。

結局すべて元サヤ。これからも変わらず都心集中は続くだろう。