あぁYouTuber

今日はパートナーのYouTuber、ワックスウォッシュ川上氏とミーティングをしました。お互い意見を出し合ったり、同意したり反対したり。楽しい時間を過ごしました。やはりニッチなジャンルで１０万人視聴者を持つYouTuberというのは一味違いますね。常に視聴者の事を考えていますし。人生をYouTubeに捧げていると言っても過言ではありません。

私の話になりますが、視聴者３０００人あたりを超えてくると、いわゆる案件メールというのがパラパラきます。川上氏には私の数倍の案件メールがやってきます。洗車とまったく違うジャンルだったり、世間を賑わすあの会社だったり。しかし有効と思われる企業案件はとても少ないのが現状です。多くは商品の提供と引き換えに動画で紹介を希望というものです。金銭は出しませんということです。こういうアプローチ手法もあるんだなと感心しながらメールを見ています。

YouTube動画の制作というのは多大な時間とコストを強いられる場合があります。例えば私達、洗車系チャンネルでいうと、車両の確保、ケミカル剤の消耗、作業時間、ツール類の投資などなど。YouTubeの中でも最も割に合わないジャンルの一つではないでしょうか。

なので、せっかく頂いたご提案、受けたい気持ちはあっても・・受けれないのです。商品を知り、動画に落とし込む作業的、時間的コストが大きいのです。そして無視できないのが精神的負荷です。YouTubeチャンネルを持つと再生数と登録者という悪魔のワードによってダークサイドに落とされるのです。そこはストレスの世界です。ダブルパンチで企業側の無報酬宣言。これはキツイ。もちろん「成果が望めないYouTuberには商品の提供のみが妥当」それも理解できます。だから八方塞がり。この行き場のない感情はカーギークス読者に発散するしかありません。

私はYouTuberという側面も持っていて、P&S Detail Productsという企業サイドの面も持ちます。いつかP&S案件を企画してみたいです。その時はクリエイターを尊重し、その苦労相応の提案ができるくらいのチカラをつけたいです。クリエイターが消耗品として廃棄される現代ですから、せめて報いたい。そのためには売上を作らなければなりませんね。遠い目しつつ、今日もそっと案件メールを閉じました。

え？洗車を始めたいですって？
いいケミカルがありますよ。

え？洗車のやり方が分からないですって？
いい洗車チャンネル知ってます。

今日も暑い中お疲れ様でした。シャワーで汗を流し、部屋を涼しくして、これを見ながらお休みください。良い夢を・・　:D b