沖縄から戻り、残りの休みは都内でゆっくり過ごすことにした。

街をぶらぶらしながら、目についたカフェに入る。そういうのが結構好き。

それがまたおいしいお店だったりするとすごく得した気分になる。

新しくオープンした麻布台ヒルズに寄ってみることに。いわゆる森ビル。同じようなタワー型の商業ビルが次々に誕生していく。大きな敷地を潰して作るから、もともとそこにあった風情あるお店などがごっそりなくなってしまう。ここ麻布台ヒルズの前にはよく通っていた服屋とカフェがあった。そこもなくなってしまった。

中に入ってみる。アートな作り。

再開発で同じような建物ばかりになるのは寂しいなと思ったもみたが、なんだか感性を刺激するようなおもしろいお店ばかりだった。

どこも同じだと思ってしまうのではなく、行ってみるということが大事なんだなと。

新宿に移動。たいていは青山、渋谷、新宿あたりをふらつくことが多い。中でも新宿が一番好きだ。ヨドバシカメラとマップカメラがあるからなんだけど、ゲーセン、本屋、服、駐車しやすさ。全部がちょうどいい。

息子をゲーセンに連れってやる。レースゲームが好きだ。いつもアヴェンタドールを選ぶ。

やっぱりステーキで夕食を取る。上質な肉が手頃な値段で食べれるから、やっぱりステーキにハマってからは他のステーキ屋にいかなくなってしまった。また新しく開拓していかないと。

みんなで映画を見る。1991年のフックを見た。好きな映画だったので息子に見せてやりたかった。今はなきロビン・ウィリアムズが大人になったピーターパンを演じている。改めて見るとまた違った印象を感じる。90年代の映画には現代映画とは違う味がある。映像美で勝負しない。ストーリー、見せ方、構図。全部いい。

こういうなんてことない日で正月休みを消化した。沖縄も素晴らしい体験だったけど、やはり何もない日常というのが一番心安らぐ。しかしどうだろう、やっぱりせわしなく社会が動いてる平日が一番好きかもしれない。