アルファード・エグゼクティブラウンジから乗り換えるとしたら何か
アルファード沼にどっぷりなぜんせーです。アルファード好きの皆様こんにちわ。今。ボクは。どうやってこのアルファード沼から抜け出すか日々模索しています。他車種に行きたいけども、アルファード以外欲しいクルマが見当たらない。そういう沼っす。
少し前のアルファードバブルで売り抜けた方々。おめでとうございます。ボクを置いていきましたね。アルファードの買取相場はすっかり正常化されたようです。業オクでは取引が流れる事が多くなっていると噂を聞きました。でも今、やっぱりアルファードの代わりが見つからず”売らなきゃよかった・・”って後悔してる人もいるんじゃないでしょうか。
ボクもね、売り抜けたいっすよ。でも次欲しいってクルマもやっぱりアルファードなんですよ。じゃぁこのまま乗っとけよと思うじゃないですか。でもなんか違うんすよ。どう説明したらいいんすかねこの気持ち。
クルマもそうですが、物の選び方って人それぞれこだわりありますよね。豪華で高価なものが良いという人もいれば、コスパよくて実用的なものを良しとする人もいます。ボクは今、後者の考えです。
コロナが明けて生活スタイルも変わり、息子とアウトドアしたいって思うようになったり、習いごとの関係で車内待機時間も多くなりました。そうなるとアルファードに求めるものが
「より生活を助けてくれるもの。豊かにしてくれるもの」
という意識に変わってきました。豪華よりも、素朴で優秀なツールであって欲しいと。
すでにエグゼクティブラウンジの豪華装備は子供の足跡だらけで、厚手の上質なフロアマットはオムニコートの砂まみれです。ラグジーなセカンドシートは子供が不自然な姿勢で居眠りすることが多くなり、フリップダウンモニターに映し出されるテレビは景色を楽しむ事を忘れ、親子の会話の時間を奪います。その豪華装備ゆえに、重いし燃費も悪いです。広いミニバンなんだからウォークスルーしたい。てもできないし、ベッドキットでも組もうかなと思っても、巨大なセカンドシートにスペースが陣取られてそれも叶わない。なんだか広いミニバンに乗っているけど、狭いセダンに乗っているような感覚に襲われるんです。むしろNBOXに乗っていた時のほうがいろんな意味でゆとりを感じたような。
というわけで、QOLを上げるためにエグゼクティブラウンジを降りたい。こんな感じです。
んでアルファードに代わるクルマを検討するものの、どう考えてもアルファードに行き着いてしまうという不思議な現象に陥っているのが今です。じゃぁもう一度アルファードに乗ろうか。候補は廉価グレード 8人乗りSがベストなんですが、三列目までウォークスルーできる7人乗りとも迷います。しかし元々2.5SAに乗っていた事もあって、出戻りするってのもなんかシャクに触るというか。完全にスタック状態。
ちなみに新型アルファードをディーラーに問い合わせたんですが、情報全くなしでした。そしてアルファード乗ってる人は他車種にいかず、アルファードだけを欲しがる傾向が強いともディーラーマンが言ってました。なるほど。アルファード沼にハマってるのはオレだけじゃないんだな。
アルファード・・よくできてるんすよ・・。特筆した性能はないんですが、全シチュエーションをカバーする懐の広さと、賛否両論ある過激なスタイルも一度所有してしまうと慣れてしまい、そしていざ他車種に行こうとしてもなんか物足りなく感じてしまうという。トヨタマーケティングの餌食ですよもぅ・・。おのれアキオ!
しかしですね。
一台、これならいけるんじゃないかってクルマを見つけました。
メルセデスVクラスっす!
もちろん知っていましたよこのクルマの存在。友人のM谷氏が所有してましてね。彼がVクラスを購入した当時、しょっちゅう不具合でディーラー入りしていたのを傍目で見て、あぁ、Vって品質に問題あるんだなって思って頭から除外してたんすよね。
改めて見返してみると、ディーゼルエンジンで2トン越えの車重のくせに燃費15とか20とか叩き出すんすよ。室内はウォークスルー可能だし、実はめちゃいいクルマなんじゃないですかって。
よし、そうと決まれば彼のVクラスとアルファードを交換です。
[clear]どーん。用意してくれました。
[clear]ボクはVで、M谷氏はアルファードでしばし生活します。
[clear]M谷氏のアヴェンタSV。コンピューターチューンでバックファイヤーとブリッピングが可能になったようです。
[clear]引き渡し。ウォークスルーのおかげで息子が縦横無尽。
[clear]首都高をしばしドライブ。
このV。すごいんすよ。
[clear]なんと18万キロ。めちゃ走ってる。ここまで1台のクルマを使い込むってすごく羨ましい使い方です。
トラブルは新車納車直後に多く発生したようです。メルセデス特有のフルモデルチェンジ直後のバグですね。それらが解消されるとノントラブルでここまで走ってきたようですから、思うほど敬遠するクルマではないんだなって思いました。
車両交換初日はこの首都高ドライブで終わりました。とりあえず感じた事は、
ディーゼルエンジンが良いっす!
でもうるさいっす!
それが良いっす!
ディーゼルエンジンのフィーリングは好みとしか言えません。ボクは好みです。力のある走りです。ガソリンのレスポンスの良さはありませんけど、力強さを感じれます。これに慣れちゃうとガソリン車に戻れないかもしれません。2トン越えの車重で燃費10km以上は余裕でいきますからね。V6アルファード乗りからすると奇跡ですよ。
Vクラスは酷評されてる側面もあるんです。価格に見合ってないとか。商業車だとか。装備が質素だとか。ま、そういった見方もありますね。Vは欧州のハイエースとも言われる存在なのでどうしても質素になっちゃうんです。しかし、ボクにとってハイエースは至高の存在なので、Vのこの質素さとディーゼルエンジンこそに価値があるんですよ。それにディストロニックプラス装備ですよ。考えてもみてください。ハイエースディーゼルにアダプティブクルーズコントロールが装備されたようなもんです。めちゃくちゃ欲しくなりません?
というわけで明日、また使い込んでみてレポートしたいと思います!
うーん、ちょっと箱型すぎてベンツ感がなぁ。迷うなぁ。
確かにアルファードよりは存分にバンっすねぇ。でもベンツでバンってとこに萌えちゃう