うぅ・・アヴェンタが不調です。「リアウィング不良」とメーターに警告が出て、停止時でもウィングが上がりっぱなしになりました。
冷却して自然治癒を期待しましたが、症状が改善されずです。おまけにバックモニターが自動復帰しなくなりました。電気系弱いですね。マセ グランツも電気系トラブルありましたが、アヴェのほうが弱そうな雰囲気です。イタ車が総じて電気系に弱いというのを身をもって実感している次第でございます。

しかし、ペタっとしているリアフォルムより1段上がったくらいのスタイルのほうがカッコイイのでこれはこれでアリなんじゃないかと思ったりもします。

ちなみにアメ車のダッジラムバンは半年7000kmを走りましたが、ノントラブルです。2003年式の走行6万キロ超えのラムバンと2015年式のアヴェンタでこうも差が出ると、やはりラムバンの電気系に日本製が使われているというのが大きな要因でしょうか。イタ車も日本製の電気系統とコラボしてたもーれ。

さて、先日子供用に電動バギーを買ったんすけどね、速攻でカスタムショップに持ち込み、バッテリーとモーターを強化した結果、3ケツしても楽々と段差を乗り越えていくトルク。走っても追いつかない速度まで瞬時に到達する瞬発力、そして1時間以上走行しても衰えない走り。
もはやこいつはオモチャの域を超えています。おもちゃに何十万と費やしてしてしまったけど、満足度はそれ以上っす。ちゅうわけで最近ライトビークルに目がありません。先日はモトコンポちゃんを購入しました。

これはショップさんに頼んでボアアップのカスタムをして、2人乗りOKな仕様に変更したいところ。

そして、先日ヤマハのTW(バルーンタイヤのアレ)を注文したんすけど、諸々検討してキャンセルしました。林道アタックしてみたくて買おうと思ったのですが、やはりTWは林道アタックやオフロード向きではありません。でもバルーンタイヤのスタイルがすごく好きで、乗るならコレしかないと思っていたんですが、こんなレベル遥かに凌ぐ、本当のバルーンタイヤの意味を持つバギーがあるのです。

それが、ホンダのATCシリーズ。
1980年代の代物たちです。どれも多目的用途で公道は想定されておりませぬ。海外での販売がメインでしたが、日本でもチョコチョコ販売されたようです。市場ではプレミアがついていて、程度のいいものはほとんどありません。レストアするにしてもホンダからのパーツ供給は断ち切られている状態です。ですがいつの時代も偉人は存在するようっす。

このATC200をフルレストアをした方と出会うために茨城は土浦まで足を運びました。

↓これです。
完全オリジナル状態です。コツコツとレストアし完璧に仕上げたそうです。

塗装もエンジンもキャブレターも何もかもを全部バラし、組み上げられています。大きな特徴であるバルーンタイヤも新品状態。出会った瞬間このフォルムに恍惚と見入ってしまいました。

文句つけようがないほどファットです。チューブ式のバルーンタイヤの太さはこのとおり。TWなぞ足元にも及びませぬ。このタイヤは手で押してもへこむくらいふわふわしています。ノーサスなのでタイヤでショックを吸収してくれます。このまま川に入ると浮くので、一応水陸両用車です。いやもちろんコイツで川を爆走しようなんて思っておらぬ。

ギアはカブと一緒の形式でクラッチはありません。5速まであります。トルクは充分で1速で回転を上げるとフロントが浮きます。ハンドルレバーが左右についているのですが、左はフロントブレーキで、右はリアブレーキです。フットブレーキと連動しています。アクセルはグリップではなく、親指レバーです。初めてでしたが、とても使いやすいです。

この行き過ぎたスタイルはアヴェンタに共通するところがあるといっても言いすぎではないでしょう。別荘地のお遊び用で使う予定ですが、都心で乗ってこそ味があるような気がします。

このブクブクしたスタイル。もはやギャグです。見た瞬間即決し、お譲り頂きました。TWの2倍以上の価格ですが、ここまで完璧なレストアを見ればむしろ格安です。

一応、耕運機というカテゴリでナンバー登録して公道走行は可能です。ですが速度は15kmに制限されてしまいます。
それを嫌ってトライク登録をしようかと思ったのですが、そもそもスピード出すとおそろしく怖いので、耕運機登録でいいやと思いました。耕運機登録だと保安部品の設置義務も乗車制限もありませんで、なんとゆーか、めちゃ都合いいバギーです。

乗った状態がどんな感じなのか。せっかくなのでボクが試乗した画像を張っておきます。

表参道あたりでファットなバギーに、モトコンポちゃんをショルダー掛けしている変態を見かけてもどうかそっとしておいてください。

あぁ、ボクはどこへ向かっているのだろう・・