ノーマルのW126 560SELを保管しようと思い、ベンツ仲間に借りている車庫に止めに行った。

 

相変わらずフィーリングが良い。ケーニッヒベンツと全然違う。ディーラー車と並行車でエンジンのトルクが違うというけど、特に遜色なく走るように思える。

 

駐車場到着。車体が長い560SEL。入るかどうかドキドキ。

 

ギリギリどころか思いっきり入んなかった・・さぁて困った。保管用に車庫を探さなければならない。せっかく格安で貸してくれていたのに・・投機目的だと月々の車庫代は激安に抑えねば意味がない。そうとなれば都内を出るしかないなこりゃ。

 

その後急激に体調を崩した。くしゃみから始まり、高熱。インフルを疑う。

 

ホームドクターサービスを呼んでみた。夜中でも家まで来てくれて診察、処方してくれる優れたサービスだ。まだエリア限定のサービスらしい。死ぬほど体調が悪い中病院にいくよりもドクターが来てくれたほうがよっぽどよい。インフルだったら感染させる危険もあるから尚更だ。

 

薬をもらってぐっすり眠る。汗びっしょりかいて熱は下がった。インフルは陰性だった。元気をつけるため薬膳鍋を食べに。

 

地獄鍋を頼む。これが結構強烈。元気出た。

 

どうも日本にいる期間は体調を崩している記憶しかない。医者に聞いてみると、日本、特に東京にきた外国人や、地方から東京に来た人、海外を行ったり来たりしている人は同じように体調を崩す人が多いらしい。東京の空気はひどく悪いのだという。しかしボクのように自律神経系をやられ、視神経にまで影響を及ぼすならば気候は無視すべきでなく、移住したほうがよいだろうというアドバイスをもらった。気候(気圧)により免疫系、自律神経系、ホルモン系いずれかに影響が及ぶなら大病リスクが上がるだけだと言い放たれた。

LAにいれば喘息にすらならない。日本にいると年中喘息だ。そういえば子供の頃からボクはいつでも病人扱いだった。ボクは病弱なんだと思い込んでいた。そう親からも教えられた。しかしLAに行くようになってから自分は健常者なんだと知ることができた。実に普通の人間なんだと。最近は東京の空気と寒暖差激しい冬の季節が殺人的だとすら思える。目はまだ完璧に治らない。ボクは段々と東京、日本そのものが嫌いになっていく。