今日は会社で入社式を行いました。今年は地方、関東から7名が入社です。会社はだいぶ受け入れ態勢を強化したせいもあってか、ここ数年の間でもっともよい人材が揃ったかなという印象です。

同時に若手海外勢も増えつつあり、ボクの会社も俗にいう学歴フィルターの導入に踏み切りました。短大や専門卒生の枠がそのまま海外勢に取って代わったイメージです。

単純労働層は確実に新興国の人材に変わりつつあります。そして大手企業に日本の旧労働型人材の早期退職や、リストラの波が水面下で訪れています。まだまだ日本はドメスティックな人材採用から抜け出ませんが、長期視点で見れば旧来型の思想を持つ人は若手海外勢にどんどん仕事をを奪われると予想します。クビにならない限り、何をしてもしなくても会社から高給をもらい続ける。こういう時代は終わったのでしょう。

不安定な世界経済です。日本は深刻な人口減小が経済を根底から脅かしています。抜本的に会社運営の仕方を変えて行く必要があるでしょう。これは人口が安定していた時代の成功者体験が無に帰した事と一緒かもしれません。これからボクのような弱小ベンチャーは道なき道に自ら道を作っていくという困難が待ち受けます。

新卒達はこれから数カ月、ビジネスマナー研修、技術研修に入ります。今は横並びでも数日もすれば優秀勢とそうでない組がハッキリとします。学生時代に競争を充分に行ってこなかった者は苦しい戦いを強いられる事でしょう。学校と違い、会社はできない者に注力するくらいならできる人に注力しますその方がコスパが良いからです。どうひっくり返っても差別と競争から逃れることはできないのです。それが競争社会、ボクらが生きる資本主義。