今日は高い丘にあるスタバに行ってきた。

海を見下ろし、素晴らしい景色と落ちていく太陽。しかし私は目の前の白人男性が気になってしょうがない。彼が着ているTシャツには、「I love TOKYO JAPAN」と、日本車が大きくプリントされていた。
クルマ好きとしての自分。日本人としての自分。私は彼に話しかけなければならないと思った。「ボクは東京から来た。そして日本車のファンだ。だから君のTシャツは最高にクールだ」そう伝えた。彼はすぐに握手を求めてきた。お前を待っていたぞと言わんばかりに三菱GTOを熱く語り出した(何故にGTO)。うまく理解できなかったが話の内容が妙にテクニカルだ。君はエンジニアなのか?と聞くと、航空系のエンジニアだと彼は言った。彼は日本に旅した時の写真を見せてくれた。日本に対する物凄い熱意を感じる。彼の話は止まらない。途中、彼の娘が止めに入ったが、それでも彼は私に張り付き日本を語る。
私は「本当に日本を愛してくれてありがとう」と伝えた。その返答が「you have no idea~」という表現だった。何故”ありがとう”に対する返答が”あなたは分からない”とうフレーズが入るのか疑問に思った。後で調べると「you have no idea~」は"あなたには分からないほどに"という意味がある。つまり彼は私の感謝に対して「君が思う以上に私は日本が好きだ」と返答していたことになる。なんていい表現。

素晴らしい立地にあるスタバ。

 

実際に彼のような人は珍しくない。日本に好意を寄せる外国人はたくさんいる。
おそらく。日本に住む日本人が思う以上に日本は海外から高く評価されている。海外にいても日本人としてのアイデンティティを保てるのは日本人に一定のマナーがあり、優秀な日系企業と先代の日本人達が作り上げた信用があるからだ。
海外にいると日本の偉大さを実感する時がよくある。そしてメガシティ東京が世界から見て、先進的であり、特異であり、魅力的であることを知る。ボクら日本人はもっと母国を誇るべきだと。ロサンゼルスから強く思いました。

いやしかし、米国人と話すのは楽しいですね。といっても、私の今の英語力では彼らと語り合うのはまだまだ遠い夢です。彼らの言う事を100%理解して、自分の言いたい事を100%伝えられたら、どれだけ世界は狭くなるんでしょうか。