トヨタのアキオ社長が引退しましたね。

アキオの偉大さっていうのは、アメリカにいるとよく感じるようになりました。

異国で人気のトヨタ、信頼のトヨタ。日本人のアイデンティティとしてのトヨタ。

苦しいアメリカ生活で、アキオがどこか心の支えになったというところもありました。

アキオがいたからトヨタに乗ろうと思った。アキオがいたからアルファードがあった。

アキオが第一線を退いた今、アルファードに乗る意味もないでしょう。

という事でアキオ引退にかこつけて、ついにアルファードを降りる事を決意しました!

 

最後、磨きを入れました。ぎらっぎらに輝く202ブラック。黒き真珠。アルファードは本当に良いクルマだった!

 

三年なるかっていうところで降りる形になります。周囲には「あれだけアルファードが好きだって言ってたのに」ってよくイジられます。確かに移り気な私ですが、アルファードを降りると言っても、好きでなくなったわけではありません。後ろ髪引かれる思いです。

アルファード202ブラックフルモデリスタが持つこの雰囲気を超えるクルマは私の中では過去にも未来にもないでしょう。この強烈な”和VIP”を感じさせるスタイルは日本だからこそ創造できるデザインだと思っています。売却に至る理由に不満は一つもありません。

 

これから売却に出します。今、やや相場を戻してると聞いたので高い評価が出てくれると嬉しいです。最後の最後までオーナーを泣かせない。そういうクルマであってほしい。

 

アルファードの次に決めたクルマは何でしょうか。ええ、そうです。

 

メルセデスw447 Vクラスにしました!

購入したグレードは中古で、最廉価グレードである「トレンド」を選びました。このトレンドは電動パワーシート、電動スライドドア、電動テールゲート、LEDヘッドライトなど現代では当たり前のものがついていません。よって、市場では当然不人気です。流通もほとんどありません。あっても、使い倒された個体が多く、受け入れ難い程度だったり。でもどうしてもトレンドが欲しいんです。

んで。いつにも増してblowに圧力をかけてると、持ってきました。4万キロ台の綺麗な個体です。

 

いいですね。エンジンの振動もない、変な匂いもない、シートも綺麗、エアコンも効く、問題無しです!

Vクラスは友人のM谷氏から借りて、どういった癖を持つクルマかは十分に理解していました。結果、アルファードとVクラスは比べるものではなく、思想で選ぶという結論に達しました。乗り換えの理由は様々ですが、もっとも大きな理由の一つはドライビングポジションでした。Vクラス、というかメルセデス全般、やはりシートは良いです。トヨタの柔らかさ、ポジショニング。ここらへんがどうしても体に合わなかった。このあたり、人間工学にもとづいたドライバビリティっちゅうんですかね、メルセデスの強い思想に惹かれた感じです。特にVは、普通の椅子に腰掛けてる感じで運転できるのですっごく楽です。

 

最廉価グレードで、アルファードエグゼの数分の1のプライスで手に入れました。それでもなんでしょうか、このワクワクする感覚。メルセデスW447 Vクラス トレンド。なぜw私がこのグレードにこだわったのか。追ってレポートしていきます!