
トヨタのアキオ社長が引退しましたね。
アキオの偉大さっていうのは、アメリカにいるとよく感じるようになりました。
異国で人気のトヨタ、信頼のトヨタ。日本人のアイデンティティとしてのトヨタ。
苦しいアメリカ生活で、アキオがどこか心の支えになったというところもありました。
アキオがいたからトヨタに乗ろうと思った。アキオがいたからアルファードがあった。
アキオが第一線を退いた今、アルファードに乗る意味もないでしょう。
という事でアキオ引退にかこつけて、ついにアルファードを降りる事を決意しました!
三年なるかっていうところで降りる形になります。周囲には「あれだけアルファードが好きだって言ってたのに」ってよくイジられます。確かに移り気な私ですが、アルファードを降りると言っても、好きでなくなったわけではありません。後ろ髪引かれる思いです。
アルファードの次に決めたクルマは何でしょうか。ええ、そうです。
購入したグレードは中古で、最廉価グレードである「トレンド」を選びました。このトレンドは電動パワーシート、電動スライドドア、電動テールゲート、LEDヘッドライトなど現代では当たり前のものがついていません。よって、市場では当然不人気です。流通もほとんどありません。あっても、使い倒された個体が多く、受け入れ難い程度だったり。でもどうしてもトレンドが欲しいんです。
んで。いつにも増してblowに圧力をかけてると、持ってきました。4万キロ台の綺麗な個体です。
Vクラスは友人のM谷氏から借りて、どういった癖を持つクルマかは十分に理解していました。結果、アルファードとVクラスは比べるものではなく、思想で選ぶという結論に達しました。乗り換えの理由は様々ですが、もっとも大きな理由の一つはドライビングポジションでした。Vクラス、というかメルセデス全般、やはりシートは良いです。トヨタの柔らかさ、ポジショニング。ここらへんがどうしても体に合わなかった。このあたり、人間工学にもとづいたドライバビリティっちゅうんですかね、メルセデスの強い思想に惹かれた感じです。特にVは、普通の椅子に腰掛けてる感じで運転できるのですっごく楽です。
最廉価グレードで、アルファードエグゼの数分の1のプライスで手に入れました。それでもなんでしょうか、このワクワクする感覚。メルセデスW447 Vクラス トレンド。なぜw私がこのグレードにこだわったのか。追ってレポートしていきます!