レストア中のw126 560SELケーニッヒについてです。
ご存知の通り、私のケーニッヒは20数点にも及ぶウッドパネルパーツのリペアに失敗しました。
それからしばらく放置していたのですが、ようやく新たなリペア業者さんに出会いました。早速サンプルとしてウッドパネル1点のリペアをお願いしました。
こちらはリペア失敗の状態です。これを新しい業者さんにリペア依頼しましょう。
クリア痩せが認められます。
気泡が認められます。また、木目が薄くハッキリしていません。このウッドパネルがどうなるでしょうか。
さてリペアが完了したと報告がありました。さっそく完成品をお見せしましょう!
へーこれはキレイ!
すでに完成から10日以上経過しています。この時点でクリア痩せは認められません。表面もしっかり磨かれていてとても美しいです。
ポイントはクリア層がやや厚めになっているところのようです。これにより木目が立体的に見えるとのこと。転写フィルムとの差別化でもあるそうです。へぇー!
色味も自然で良いですね。失敗状態のウッドパネルの色は・・
この通り、不自然に赤味が強いです。これも悩みだった。なんか違うなって・・
今回サンプルでリペアしてもらった色はこの通り。かなり差がありますね。ウッドパネルをリペアしたい人は、必ず作業前に色味の調整を行う事をオススメします!
といわけで、残り数十点のウッドパネルリペアに踏み切るのか、その是非を問われています。
すべてリペアするとそれなりに大きな費用がかかりそうですが、ウッドの色味、品質ともに満足しています。これは行くっきゃないですね。
時空を超えたキャラット内装の完全復活。現実味を帯びてきました。