
↓記事の続きです。
▼ 第一話 ▼
▼ 第二話 ▼
ミート君は過剰に増えた車両たちに見切りをつけ、すべてをG63に集約することを宣言した。彼が今乗ってるクルマは、
G550
アバルト
そしてマクラーレンだ
一見するとリセールが悪そうなラインナップには見えないな。
・・・うん。でも・・実際はどれも悪いんだよ。まず困ったのがマクラーレンさ。
・・・ディーラーの買い取り値が思った以上の更に上をゆく低さで失神しそうになったよ・・
うむ、最近のスパカディーラーは自分達の商品の価値を維持しようとする気配が見られないのぅ。
・・・まぁ彼らは売るのが仕事だからね・・
おぃおぃ。ブランディングは売ればいいってもんじゃないだろ。売った後の価値の維持こそ重要や。amazonで大量消費されるもんとは違うでの
・・・そこまで考えてるのはフェラーリくらいなもんさ・・なんせランボは・・抱き合わせ商法を採用したからな
しかしディーラーの問題とは一概に言えない。メーカーの市場コントロールができていないような気もするよ。
・・・でもね・・サエキングの査定額がさ、
うむ
・・・ディーラー査定額より・・300万も上だったんだ・・
な!なにぃぃぃぃーーー!300万もだとぅー!
・・・うん・・ディーラーと差がありすぎてまた失神しそうになったよ・・率直に・・ディーラー終わってんなって。
ほなアバルトはどうなんや
・・・それがさ、アバルトもディーラーの査定額より・・
・・・60万も高い査定額さ・・
まじかよ!サエキングすげえ!スーパーカーユーザーのセーフティネット!
っふ
なんで高額査定なんやサエキング?
なぁに。マジメに営業しているだけさ。ま、つまり、売る力があるってことだよ
(・・・ドヤってる・・)
・・・しかしこのラインナップで予想外に値落ちしたのは・・
G550さ
なに!リセールバリューが良いことで知られるGが?
うん。ビックリだよね。値落ち額は・・ごにょごにょ・・
なにぃ!は、半分・・落ちすぎやんけ・・
残念ながら先代G550は最も人気がないんだ。その証拠に買い取り額はG350の方が上。下克上が実現してしまった。ヨーロッパのディーゼル規制で日本まで販売停止。結果、市場からモノがなくなるワケだからG350の評価が上がるんだ。
63でもなく、そして手ごろな350でもない550はどうしても評価が厳しい。
残念さ・・でもマクラーレンの高額査定でボクはウハウハだよ。
なるほど。(それでコヤツ、新型G63に乗り換えか・・自分の実力ちゃうやんけ・・)
さ、ミート様。ご契約の準備が整いました。こちらへどうぞ。
うむ。苦しゅうないぞよ

冷やかしが席に座る権利ないだろぅ。ボクは顧客さ、こ・きゃ・く
ぐぬぬぬぅぅぅー
・・後日・・

うむ。苦しゅうない
あれ、サエキング。Youは会社まで来るのか。
ミート様。誰でしょうこの馴れ馴れしい小僧は。
あ、彼はほっといていいよ。空気だから
ぐぬぬぬぅぅぅー