ボクね、アイデアを商品化して売るっていうのが好きなんよ。過去いろいろやってきたよ。ボツになるものもあればバカ売れするときもある。モノづくりっておもしろいよね。

んでここ最近、また新たな企画を思いついたんよ。早速商品化したいんだけど、実現するには金属の精密加工、高度な研磨工程が必要なんだよね。ボクにそんな知識ないから困った。じゃぁどうるすか。仲間を頼るのさ。

 

頼ったのは、スパカ仲間のタクちゃんだ。知ってる人はいると思うけど軽く紹介しよう。

 

タクちゃんは事業を起こし急成長した製造関係の企業社長で、アヴェンタドールSVJ63、限定1台の火ヴェンタドール、ウルス、マカン、アストン、それに最近ランボが発表した特別車、シアンをオーダー。これは3億以上の値がするというセレブを可視化したような人間だ。

 

何故そんなセレブとオレが仲良いかだって?オレがセレブだからよ。

 

タクちゃんはボクのヘルプに快く応えてくれた。さっそくミート君、タクちゃんでミーティング。

 

食事を終えてカフェで引き続き打ち合わせをした。おかげで製品化までのプロセスの整理がついた。スパカ仲間の力はんぱねえぜ。

 

なんとお土産もらった。フルリアルカーボンのF1マシンの模型。これだけで16万くらいするんだってさ。やべえもんもらっちった。「め・・メルカリー!」って叫びそうになったよ。

 

タクちゃんはウルスで来ていたので、ちと見せてもらうことにした。せっかくだからミート君のG63、オレのアルファードと比較してみよう。

 

これはミート君のG63。相変わらずかっけえぜ。Gクラスってのはな・・63の事を言うんだぜ。後のは63に似た何かでしかない。

 

G63、ウルスの値落ち額で買えちゃうオレのアルファード。

 

しかしウルス・・でかい・・。

 

三台並べる。

 

うん、ウルスとアルファードは同じくらいの長さかな。Gクラスはリア背面タイヤの出っ張りが結構あるから長く見えるけど、ボディ自体は意外と短くコンパクト。

 

ウルスの内装。シンプルだね。何故右ハンなのか。運転しやすいからだって。

 

凝ったレザーシートだな。ちなみにこのシート・・

 

マッサージ機能付き。これは三人揃って「いらないだろ・・」

 

ウルスに乗ってみる。これねぇ・・・いいよ・・。ウルス良い。運転するとそこまで大きさ感じないし、取り回しもいいよ。音も良い。DCTの切り替えちょっぱやで気持ちいい。欲しくなっちったよ。ドカンと値下がってくんねえかな。でも台数少ないからしばらく高値安定かな。いや下がるな、だってランボだもん。

 

これはG63の内装。オレの印象だけどね、G63の方がウルスよりクオリティ高いな。ウルスは3000万円台でG63は2000万円台。値段の差がどこに現れているのか分からないくらいG63は素晴らしい。

 

なんかすげえフロアマットだな。AMGにこだわるミート君が必死に探した社外品だって。シートカバーもつけてるね。白レザーだから色うつりしちゃうのがイヤなんだってさ。几帳面やのぅ。

 

しかしチャイルドシートはマセラティという愚行。テキトーやのぅ。

 

これはG63のドアストライカー。オレ結構こういうとこ見るよ。コストかかってるクルマなのかどうかってね。G63のコレは現代車にしては立派な方だと思う。

 

これはアルファードのドアストライカー。うん、針金レベル。でもこれが普通。

 

そしてこれは最も高額なウルスのドアストライカー。うーむ、アルファードと変わらないレベルだな。オーナーのタクちゃんもドア開閉の感触にはチープ感を持ってる様子。

もうここまでくるとアレだな。高級セグメント車、例えばランボ、ポルシェ、ベントレー、ロールスなんかはプラットフォームが共有化されてるから、どれも似たり寄ったり。高級車を買うっていうのは、そのブランドが持つ背景を買う事であって、品質を買うもんじゃないってことよ。時代。って奴だな。

 

ちなみにこれは30年も前のオレのケーニッヒのベース車両、w126型メルセデスベンツのドアストライカー。次元が違います。オレがネオクラに戻った理由、分かってくるだろぅ?

 

アルファードがね、これら2台と比べて優れているかどうかなんて、誰にも分からないよ。だって人による視点で価値って変わるから。でも思った事を正直に言うとね。

ウルス、G63も足回りは素晴らしいよ。ふわふわもしないし、固すぎもしない。実にこんふぉーたぼー。それにステアリングフィールも最高。スルスルっとね。上質な足回りと操作系はやっぱり高級車だなって思う。

でもね、アルファードも遜色ないレベルなんだよ実際は。たぶん目をつぶってたら分からないんじゃないかな。動力性能やエキゾーストサウンドには圧倒的な差があるけど、それ以外の部分で見るとアルファードもタメ線張れるクオリティ。3.5リッターエンジンにしたらより一層差は縮まるだろうね。あ、うん、少し言いすぎかもしれない。

あとね、アルファードが明確に優れているのが、リセールバリュー。ほんとすごい。売り方間違えなければ損せずEXITすることも可能なレベル。まぁ、大衆車ってことと、輸出が強いから当然か。

最近は思考が合理化してきててね、もうスーパーカーはおろか、輸入車っちゅうセグメントにすら興味がなくなっちまった。なんせ今欲しいのは、

新型カローラか、

 

ステップワゴンだもの。わくわくゲート最高。

うーん・・心が・・冷めてきておる・・。

 

でももし、一台趣味として高額車両を買えるなら・・ランボじゃなくてフェラーリでもなくて、ロールスでもなくて・・

トヨタ・センチュリーだな。最強7層コーティング、漆黒の神威(かむい)カラーを体感してみたい。これにBBSアルミを履いて、スペーサーでツライチセッティングして程よくローダウンして、TシャツGパンで乗ってみたい。後ろ指刺されても全然構わないよ。

まぁでも、

どれもコイツには敵わねえよ。今はポンコツだけど、今に見てろよぅ、ビカビカのバブル時代を復活させてやるぅ。

 

タクちゃん今日はサンキュー!