先日ビックカメラに行ったんですよ。特に用事があったわけじゃないんですが、なんつうんすかね、今オレが欲しい物ってなんなんだっていう事を陳列棚眺めながら考えたかったんです。

1階から最上階まで回ったあげく、買ったのはスマホの液晶保護フィルムでした。なんだか物欲がないって寂しい人間みたいだな。平日でも店内はそれなりに人がいたんですが、そのほとんどは海外観光客。彼らを除くとほとんど客がいないんじゃないでしょうか。円安の終了とともに日本も終了する勢い。

ここ日本において消費意欲は年々低下しているように思えます。それも急激に。これからの時代、良い物作りました、買って下さいじゃぁもう通用しないよな。液晶保護フィルムを張り替えながら、どういう物を今の時代の人々が欲してるかを模索しました。でもそんなことより、20分も歩いたあげく、購入したのが液晶保護フィルムだけなんて薄すぎる費用対効果。やっぱりもっと実感あるもの買おぅと思って欲しい物絞り出した結果、財布でした。

買いました。ナイキのコンパクトな財布。1700円でした。年々ボクの服も装備品も安くなっていく一方ですが、逆に機能性と、携帯性、満足度は向上を続けています。つまり海外行ってもどこ行ってもおんなじ物がたくさん売られている高級ブランドに対し、プレミアムな価値を見出さなくなったということです。もしこういう流れがより一層本格化するなら、スーパーカー市場は低迷を続けるんだろうなって思いますた。