さ、ボクの大好き「ノームス」に来たよ。ノームスってつまりファミレスね。チープな感じのね。でも味はすっごいおいしいよ。甘いものはとことん甘いし、しょっぱいものもとことんしょっぱい。旨味?そんなもんアメリカにはない。 
 
 
 

さて、今日はカリフォルニアの道路事情とボクのカーライフを書こうかと思う。なんでこんなこと書くか。ネタがないからにきまっちるだろぅ。 
 
 
 

カリフォルニアの道路と日本の道路事情。どう違う?

3年目になるカリフォルニアライフだけど、よくよく考えると日本と大きく違うところが多い。そういうのをまとめてみるよ。きっと誰のためにもならないけどな!

赤信号でも右折OKぃ!

ほとんどの交差点は赤信号でも右折OKさ。しっかり一時停止して安全を確認してから右折する。このルールは極めて合理的。渋滞をなくすのにも一役買ってるんじゃないかな。

基本的に人にやさしい

日本だとクルマ優先なシチュエーションがよくある。赤信号で人が渡れば当然のごとくクラクションを鳴らしたりね。カリフォルニアのドライバーは人を最優先にする傾向がある。例え赤信号で横断者がいてもクラクションを鳴らす事なくただ待つ。特に子供には顕著で、かなり先から徐行する場合も多し。でも運転マナーは地域差も大きい。治安が悪いエリアではボクが信号横断中にクラクション鳴らされたこともある。

一時停止からは順番に発進する

住宅街にいくと至るところにSTOPサインがあるんだけど、これはもちろん一時停止。発進するときは自分より先に停止したクルマの後に進むっていうルールだ。十字路で4つSTOPサインがある場合、自分がどのクルマの後に発進するべきかを瞬時に見極める必要があるよ。このルールは信号機の節約に一役買いそうだ。

多分シャコタン、スポーツカーは流行らない

とにかく道がバンピーだ。シャコタン車両だと確実に擦ってしまう道が多い。硬い足回りを組んじゃったら最後、気持ちが悪くなるかもしれない。やっぱりSUV強し。

やっぱりスポーツカーは流行らない

ふと思ったんだけどさ。マジでカーブが少ない・・コーナーを楽しむ日本の道路と対局にある気がする。やはり国が違えば人気のクルマも違う。カリフォルアと言わずアメリカではSUV、ピックアップが人気なのもうなずけるよね。とはいえスポーツカーも多く走ってるよ。でも多くがマスタング、カマロ、ダッジなどのV8スポーツカーだ。

ウインカーのルールが徹底されていない

曲がるときはウインカーをつける。ボクらのルールさ。しかしカリフォルアの民はそこまで厳格ではない。周囲が安全とみれば基本ウインカーなしで車線変更をする人が多数。そんなボクもウインカー極力つけない派。

割り込みOK!

比較的カリフォルニアの民は割り込みに寛大だ。けっこうギリギリで入り込んでもなにも問題ない。割り込むときはウインカーをつけると入れてくれやすくなるよ。

サンキューホーン、サンキューハザード。ダメ絶対

ハザードはそのままの意味でつかわれる。緊急時、故障時など。ホーンもそのまま、「あぶねえだろこらぁー」って言うとき以外は使わない。ありがとうを言うときはみんな手を振ってるね。日本もこのルールでええんでないかって思う今日この頃。

クレイジードライバーは一定の確率でいる

日本でも無謀な運転する人、いるでしょう。もちろんカリフォルニアにもいるよ。ただその無謀さが日本を超えている。昨日の深夜、一台もいない道路を走ってたんだけど、大きな交差点、直進するボクの前に堂々と信号無視して突っ込んできたりね。

カリフォルニアのフリーウェイと日本の高速

もちろんカリフォルニアもたっくさんのフリーウェイが張り巡らされている。電車もあるんだけど、駅が使いづらい位置にあったり、そもそも土地が駅を中心に設計されていない。必然的にカリフォルニアライフを送るにはクルマが必要になるよね。フリーウェイは無料だし、広大だし、目的地まで早く着くには使う他ない。ボクも毎日使っているよ。

フリーウェイの出口は基本的に右側にしか存在しない

日本だと左右どちらにも出口あるけどね。ここらへんはシンプルで分かりやすい。日本もそうなってくれぃ。

巡航速度がちょっぱや

例えば深夜のクルマが少ない時間。みーんなカッとんでるよ。120km巡航はあたりまえに。140km、160kmで巡航しているクルマも多いくらいさ。大事なのは流れに乗ること。日本ではあまり事例がないけど、アメリカだと速度が遅すぎると違反で捕まることも。もちろんボクもアクセル踏みまくってるんだけど、ふと思った。この速度域で巡航するとなると、軽自動車はまったくアメリカの土地に向いていないってことだ。もしNBOXでフリーウェイを走ったら恐怖だろうね。

高速のくせに道が悪い

フリーウェイとあっても道はデコボコなことが多い。日本ではシャコタンカスタムが主流だけど、どちらかというとカリフォルニアはSUVやピックアップトラック、ノーマルのセダンなどが主流。ボクのシャコタン、ジョン・クーパーでフリーウェイを走ったらポンポン跳ねて不快なことこの上ないだろうね。BMW X1の足はしなやかに走ってくれるから快適だよ。

結構事故が多い

ボクが毎日使う405というフリーウェイがあるんだけど、頻繁に事故が起こってるイメージ。軽い衝突で路肩に退避してる場合はいいんだけど、巡航速度が高速なゆえか、ひとたび衝突事故が起きるとフリーウェイ自体がスグ封鎖されてしまう。

二人以上乗ってると優先されるレーンがある

渋滞が多いフリーウェイによくカープールという2人以上乗車専用のレーンが設けられている。つまり1台で複数人運ぶクルマは優先する。と、そういうことだね。とはいえカープール自体も混んでて意味を成してない場合も多いよ。

有料道路もしっかりある

以前サンディエゴに向かった時、フリーウェイと思いきや有料道路でね。完全無視して走行したんだけど、日本に帰国してからキッチリと支払い催促書が届いたよ。

専用ナビがあまり必要ないカリフォルアの道路事情

比較的ナビを積んでるクルマが少ない。アメリカは住所フォーマットが単純だし、スマホナビでまったく問題なく走れる。それに古いクルマがたくさん走ってるからみんなわざわざ専用ナビなんて買わないんだろう。

でも専用ナビにもメリットはある

いつもはスマホナビで走っていたんだけど、音楽を聴きたいときもある。やはり一つ専用のナビがあると便利だ。

というわけで電化製品を扱うBestBuyにやってきた。

見つけたのはガーミンのポータブルナビ。たったの200ドルだったよ。

電源はシガーソケット、本体は窓にペタっと。

ふむふむ。なるほどこれは便利。スマホがフリーになりますた。なんつうかナビなんてポータブルで充分だよな。

徐々にクルマに対する意識が変わりつつある

都市そのものが駅を中心に設定されておらず、誰もがクルマを必要とするカリフォルニア。クルマを買うと乗り潰す傾向が高く、型落ちになろうがどうしようが気にする様子はない。車検がないのでボロッボロのクルマも数多く走るこの環境。なんだか、クルマってこんなんでいいんだなって思ったりする。どうも東京にいると、型落ちすると最新型に乗り換えたくなるし、日本車よりドイツ車、ドイツ車よりイタリア車みたいな流れになってしまう。それに・・

今乗っているBWX X1。走りが良いといわれるBMWだけど、スポーツ寄りにふっている分、ステアリングが重い。毎日のように住宅街やフリーウェイを走っているとこの重さが徐々にストレスになってくる。

今までは乗り換えるにしてもスポーツが良いと思っていたけど、最近は、ゆったりした大型SUVなんかがいいんじゃいかと思考は真逆に。日本ではBRZ、ジョンクーパーをやめてランクルみたいなのに乗り換えようかなと思ったりもする。

環境変われば思考も変わる。まぁよい。何も否定せず、ただ思った通りに生きてみよう。