親の心子知らず。ケーニッヒベンツ、新たな課題

今日は朝から息子たっちゃんとケーニッヒをイジりました。

先日、第四回の整備から上がったケーニッヒですが、なぜかアイドリング時、エンジンからシャカシャカ、キュルキュル鳴るようになってしまいました。結構音が大きいので、この状態で走るのはオンボロカーだぜって言いふらしているようなもんなので我慢できません。さっそく自己解決を図ります。

 

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よくよく見ると、エンジンのプーリーとスパチャをつなぐベルトが緩んでいる気がします。

 

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ちなみに、エンジンマウントを交換してエンジンの位置がだいぶ上がりました。そのせいでスパチャの過給圧調整ナットがラジエターサブタンクに接触。接触部がえぐれてしまいました。まぁいいや。

 

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シャカシャカキュルキュルはスパチャ内のベアリングが擦れた音のようです。ベルトの張り調整はボクではできないので応急処置としてベルトを外します。後日メカK平氏に張りなおしてもらおうと思います。

 

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ベルトを外した後は、プーリーのナットを締め上げておかないと走行中に外れる可能性があるので危険です。

 

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首都高を試運転。うん、異音は消えました。静かなエンジン音です。とても安定しています。やはり純正以外のパーツはトラブリやすいですねぇ。

 

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日中はスパカ多いですねぇ。

 

この日はケーニッヒで過ごしました。現状と新たな課題が見えてきます。

■排気臭問題
室内の排気臭は完全に喪失しました。しかし窓を少しでも開けると生ガス臭が入り込んできます。触媒取り付けは必須です。

■エンジンの微細な揺れ
エンジンマウント交換により大きな揺れがおさまりました。これで良しと言えるくらい安定したアイドリングですが、注意して観察すると、微細な揺れがまだ残っています。試しに程度の良いフルノーマルの白い560SELを見てみます。

 

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↑フルノーマル程度良好な560SELのエンジン

うーむ、ダメっすね。白の560と比べるとケーニッヒのエンジンは若干の揺れが確認できます。程度の良い560はまったく揺れを感じません。今後、これも解決していこうと思います。機関系に一切の妥協は許されません。

 

■解決しない始動不良
コールドスタートは一発始動、実に気持ちが良いです。しかしエンジンが冷え切らない状態でセルを回すとかかりが悪いです。以前とまったく同じ症状です。これはほんとにしぶとい問題です。セルをしばらく回してアクセル煽ってあげればエンジンかかるので走行には問題ないのですが、こんな状態だと銀座のポーターにキーを投げつける行為ができません。オンボロカー丸出しなので早期に解決したいところです。まずはインジェクター交換から始めましょう。どんな状況でも一発始動を目指します。

■足回り
足回りの改善はマストです。左流れ、100kmあたりのハンドルブレ。これらは劣化タイヤによるところが大きいと思います。今後新しいタイヤの履き替え、必要とならばリム加工でタイヤサイズの変更にまで踏み切ろうと思います。

 

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今の車内はこんな感じです。リペア済みのウッドパネルを装着したいのですが、全部分を妥協なくリペアしているのでまだ先になりそうです。オーディオも変えねばならないし、センターコンソールも、シフトゲートも、ステアリングもリペアしなければなりませんが、そもそも機関系が完璧でないので手がなかなか付けられない状態です。ちなみに助手席からだらんと出てる箱はキャラットのテレビモニター用の何かです。

 

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最近、たっちゃんがとんでもない事言うようになってきました。「パパ、オレが大人になるまで完璧に治しとけよ。あと、色は黒な。」もうこのケーニッヒはこの状態のままたっちゃんに譲り、苦労させてやろうかと。ボクは今から自分のためのケーニッヒをゼロから作ろうかな・・。でもやっぱりSELケーニッヒが好きだから付き合い続けるしかありません。一生懸命好きなモノを治してるパパの姿を見せておこうと思いきや、後はよろしく的な息子。やれやれ、親の心、子知らず。よく言ったもんだぜぇ。

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