今日はナイト業界の先輩と、不動産屋と話した。

テナントビルは相当な数の家賃交渉を受けているらしい。
家賃を半額にしてほしい、3ヵ月家賃を免除して欲しいなどの要望が寄せられているようだ。
オーナー側は、まったく受け入れないところもあれば、減額には応じるがその分は後で返すような条件を出すなど、オーナーにより対応は様々。

高額賃貸市場もかなり苦しそうだ。外資系企業が駐在員用に借り上げていた物件の退去が進んでいる。そういう物件は日本人には住みずらく、家賃は高額な上、退去されると次の賃借人が見つかりづらい。よって今後値下がりは必至。これからずるずると不動産投資家の資産は目減りしていきそうだ。

ナイト業界は思った以上に壊滅的ダメージを受けているようだった。特に飲食やホストクラブよりもキャバクラ関係のほうが被害が大きい模様。キャバクラは設備投資と人件費が大きいからだろう。驚いたのは歴史ある有名店ほど早く撤退しているということ。さっさと撤退して、経済がキャバクラの需要を生むようになったら復活する。賢明な選択かもしれない。

コロナが収束し、緊急事態宣言が解かれれば経済は急速に回復する。そう思ってた。けど、1カ月以上の自粛生活を経て、今までが無駄のある生活だったと気づき始めている人が多数いて、生活を合理化する流れがきそう。人々の価値観が変わってしまう。これはもう今までの世界が戻ってこないことを意味する。なんとも寂しい。