たびたびブログで登場する信州の旧車メルセデスヲタ、ダイスケ氏の元にw140 S600が納車されたもよう。

 

こちらになります!

これは97年 後期モデルのV12気筒S600をAMGがチューンしたものですね。AMGはw140をいくつか手掛けていて、上はボアアップした7リッターバージョンがあります。

このモデルはボアアップはされていないライトチューン版です。

更にw140のAMGラインナップとして、内装だけでエンジンには手が加えられていないモデルもあります。メーターパネルにAMGの刻印があるかないかでエンジンチューンされているか否かが分かると思います。

どのモデルをとってもw140のAMGは貴重です!特に後期だし、うまやらしい!

 

ウッドパネルはノーマルモデルよりも増量されています。これがまたいい雰囲気だしてんのよー。

 

後期なのでマルチシステム付きです。ここでエアコンも操作します。ちなみに過去ボクがw140に乗った時は納車当日にこのマルチシステムが壊れました。

 

非常にキレイですね。距離も薄いです。まだこれだけ良い個体が残ってるのがスゴイ。それを手に入れた氏もスゴイ。

 

これ好きです。スクエアなドアロックピン。そして完璧なステッチ。こういった質の高い内装、特にステッチはコンプリートカーじゃないと実現できないです。

このw140という型は興味ない方も一度は評価してもらいたいですね。ひじょーにコストかけて作っているのが素人目で見ても分かります。w140。それはメルセデスSクラス、一つの頂点。

 

これが納車されたら旧車メルセデスファンはテンションあがりまくりーと思いきや、氏はどこか不満な様子。

 

例えばフロントバンパーの一部が欠損したまま納車されてしまったり、

 

キーがコレだったり。確かw140はジャックナイフ型のキーだった気がしますが、AMGだとこんな簡素になっちゃう?なわけないか。

フロントバンパーの欠損は販売店がなんとかしてくれるといいですね。AMGエアロなので簡単に替えが効くわけではないですし。

キーに関してはディーラーに行けば車体番号から本国オーダーで新品が出るのでなんとかなるでしょう。

 

高い買い物なので氏の気持ちはよく分かります。

 

しかしw140のAMGは探せば手に入るってものでもありません。実際何台作られたか分かりませんが、なかなか市場に出回らないクルマです。希少性の高い旧車は選べないので出たとこ勝負です。

 

AMGホイール。前期と後期では形が違います。

 

V12気筒エンジンです。始動時の音が良いんですよ。

 

ボディカラーはブリリアントシルバー。この色好きっす。

 

うーむ、140いいですね。このクルマも良いモノは値段が上がってます。おそらくこれからもっと上がっていくんじゃないでしょうか。距離薄やV12の良い個体の多くは海外に流れていってしまったと思います。

w140はV12を最高グレードとして、その下にV8のS500というものがあります。それも良いクルマです。w124の500系と同様のM119エンジンというのを積んでいます。

↑V8 5リッタークラスにもAMGのボアアップ6リッターバージョンがあります。w124のE60のエンジンと一緒?確かショートサイズで乗りやすさ抜群ですが、希少性も抜群に高いです。

ボクは以前このS500ノーマルに乗っていたんですが、S500には最終年式に設定されたリミテッドというグレードが存在するんです。内装が上位のS600と同等にしたモデルです。それが千葉のblowに置いてあって、一足先に買われてしまい、購入を一瞬でも躊躇した事を後悔した記憶があります。あれ以来、S500リミテッドを見た事は一度もないです。中古車は一期一会、よく言ったもんだぜー。

w140 V12のAMG、V8のAMG、S500のリミテッド、そして98最終限定カラーオブシディアンブラックとフィアンホワイト。このあたりは出物があったら即決すべし!

 

今気になっている個体はコレ↓

走行8000kmのS600・・。永久保存車だなこれ。まだ新車の乗り味あるのかなー。400まーん。

 

↓今のオレの気持ち
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