最近悩みがありましてね。

息子たっちゃんについてなんですが。

ゲームをやらないんです。いろいろ与えてはみますが、触りやったくらいで続きません。

時間に余裕がないというのもありますし、

ゲームをするより身体を動かして遊んでいたいというのもあるようです。

このまま行くとゲームと無縁な人間になってしまうのではないかと危惧しています。

 

ゲームって突き詰める要素が多いじゃないですか。

ある謎を解くためにはどうすればいいかって考えなければいけない。

意外とゲームって頭を働かせたり、物事を整理する力とか、問題解決能力の向上に寄与すると思うんです。

それに、ゲームにハマるにはそもそも一定以上の知力って必要じゃないですか。

もしかしたら息子は知力が足りないんじゃないかって心配になるときがあります。

だって同じクリボーにやられまくってるとこ見たら誰だって心配になるでしょ。クリボー左にしか歩かないんだよ。

だからなるべくなら常識の範囲内でハマって欲しいなって思います。

それともう一つゲームをやって欲しい理由があります。

 

仕事柄、ビックタイトルに携わるプレーヤーやプロデューサー、いわゆるトップクリエイター達と関わりを持つことがあります。

彼らの仕事はすごく過酷です。でも特別良い待遇かと言われるとそうでもありません。

しかし誰もそれについて言及している事を聞いた事がありません。

彼らが最も気にしている事は、”何を生み出すか”です。

彼らは自分が作りたいものを作り出せる企業に身を置きます。

彼らは、日々「ユーザーに最高の体験をさせるためにはどうしたら良いか」を考えています。

端的に言ってしまうと、仕事に人生をかけているということです。

トップクリエイター達が人生をかけて作り上げたゲーム。それはそれは素晴らしいものです。

壮大なシナリオ、奥の深い操作性、心引き込まれるサウンド、一生忘れない感動。何から何まで素晴らしいタイトルがたくさんあります。

彼らを直接見ているからこそ、息子にもっとゲームをやって欲しい。それが一番の理由です。

息子は今たまねぎ剣士。将来狙うジョブはなんだろう。