
こんにちわ。
三部作であったw124 500Eのフルディテーリング動画のラストを公開しました。
もともと状態の良い500Eではありましたが、塗装表面にザラつきが認められました。
このザラつきはボディ全体に及んでいて、グローブの上から触れても分かるほどです。
大抵はこう思います。
「水あか?」
「鉄粉?」
って。しかしそれらを効率的に落とすケミカル剤を用いてもザラつき具合に変化がありません。
となれば最終手段は酸性ケミカルです。ええもちろん分かります。旧車に酸性ケミカルは本当に気が進みませんね。
見えない箇所で試してみます。やはり塗装面に変化はありません。相変わらずザラつき、それが輝きを失わせているように思います。
最終的にこのザラつきは”粘土”によって完全に除去できました。おそらくリペイントされてからかなりの年数が経っているこの塗装。既にクリア塗膜が劣化して粉を吹いている状態であったのかもしれません。
材質そのものの劣化に対して巷のケミカル剤は功を奏しませんでした。
こういった劣化汚れには摩擦を伴う粘土クリーナーがもっとも効果的かつ強力です。
粘土処理によって滑らかで、輝きを取り戻した塗装は、次の磨き工程を楽にしてくれました。
仕上げは硬化型のガラスコーティングを施工しました。
硬化型ガラスコーティングが良いか悪いか。こういった議論がネット上で繰り広げられています。良し悪しの明確な答えはおそらくありません。確かな事はオーナーが満足さえすれば良いということです。
コーティング施工後、塗膜の劣化によって白ボケていたボディに深みと光沢が増し、本来の塗料の輝きが戻りました。
この輝きは500Eの特徴であるオーバーフェンダーをより強調してくれます。w124 500E、実に素晴らしいクルマです。
では、粘土がけからガラスコーティングまでの全工程とASMR音源にフル4K画質、そしてシネマチック映像とエピックサウンドを合わせたエンディングの2分。
是非お楽しみください。
ご視聴ありがとうございました。
エンディングのみご覧になりたい方は↓からどうぞ。