ロサンゼルスの一部のガスステーション。ハイオクがガロン7ドルに達したようです。1ドル135円で計算すると、リッター235円という驚異的な価格。ロサンゼルスの民は怒りを通り越し、驚きと好奇心でこの変動を受け入れています。

私が乗っている20プリウスは走行30万キロを越えています。燃費効率が落ちているとはいえ、それでもレギュラーわずか40ドルで400kmを走ってくれます。米国は燃料高に見舞われ、更に異常気象による電力不足。こういう状況は今後もハイブリッド車の優位性を高めていくのでしょうか。

そのせいなのかロサンゼルスのプリウスは高いです。中古車全体が高いけど、プリウスは特に高いと思います。型落ちの30プリウス前期、10万キロ越えでも~2万ドルもします(日本円230万!)。が、日本市場なら100万を下回るんですよね。

 

左が私が乗ってる20プリウス 右が30プリウス。ロサンゼルスでは30プリウスは未だ主役的存在。50も見かけるようになったが、30プリウスの数が圧倒的。

 

ロサンゼルスの過酷な環境でも、故障知らずで何十万キロ走り、多くの米国人から評価を得ているプリウス。乗り換えたくても手が届かない。既に私の目には30プリウスは高級車のような存在になっています。

 

友人の30プリウス。既に20万キロを走破。どこも壊れたことがないと言う。購入した時より今の方が価値が高いという逆転現象。

 

日本に戻ったら30プリウスが欲しいです。ノートepower nismoを売れば30プリウス前期が2台買えるかもしれない。紫外線量の少ない日本では塗装状態はキレイなまま。10万キロ走っていたってまるで新車のようです。ロサンゼルスでは割高感異常な30プリウスも日本では爆安。お得感ハンパないです。世界で高い評価の日本車が日本では安く乗れる。素晴らしい。

しかし食事から始まり不動産、中古車。日本は本当に安いですね。それが良いのか悪いのか分かりませんが、安いと言えるのは今だけで確実にインフレの波に飲まれていくでしょう。