日本でのスパカ売上傾向

肉ばっかり食ってるイメージが密かに浸透しつつある・・・。そんなことない。ちゃんとベーコンとかチキンも食べてるよ!
 
野菜?フライドポテトのことかな?
 
みーとくんです。いかがお過ごしでしょうか。

国内スパカ事情を定量的にとらえてみようではないか

スパカコミュニティを10年ほどふらついてて、結構車種の顔ぶれ変わったなあ、とここ数年感じてる。
これが売上の変化を反映した動きなのか、売上の傾向は変わらずに、オーナーの傾向が変わったのか、データで検証してみたくなった。
 
ここで投資家みーとくん登場ですよ。好きな検定はフィッシャーの正確検定(嘘)!アストンの新型Vantageのグリルって絶対正規分布意識してるよね?知らんけど。
 
ということで広大なネットの海を泳いでたら日本自動車輸入組合の統計データにたどりついた。
おぉ、車種別に時系列の登録台数のデータが無料で取り放題ではないか。
 
まずは分析対象のデータ(車種)をどう絞り込むかだな。フェラーリ・ランボは当然として、どこまで広げるか。ブガッティは傾向値をとるだけのサンプル数無いだろうし、ポルシェはおそらくSUVラインが数を歪めてるし(スパカ分析の視点でね)、マセラティもギブリ・クアトロポルテの影響が大きそう。
ということで、フェラーリ、ランボ、アストン、マクラーレンの4つを選んだ。スパカという分類もそうだが、フェラーリvsランボ、アストンvsマクラーレンの図式も見たいから。
 

スパカ登録台数傾向

ということでドン。

月次の変動が多すぎてわからん・・・。
 
ということでLTM(該当月から12ヶ月遡った合計値)推移で季節変動の影響を排除してみた。せっかくなので、主要車種の発売時期も記載。発売時期はネットから拾ってきたけど、登録台数推移だから、デリバリーとのタイムラグがある場合は多少のズレがあるかもしれない。

割と傾向見える。やっぱりヒットする車種が出ると、かなり販売台数も伸びるなあ。マクラーレンはもっとアストンのシェアを食ってるかなあって思ったけど、思ったよりアストン伸びてる。反してマクラーレンは伸び悩んでる感あるなあ。やっぱりスパカの集まりで見る車が、必ずしも市場動向を反映しているわけじゃないんだな。

意外だったのが、今でこそイケイケなランボも、たった10年前は販売台数が落ち続ける時期があったんだな。さっきの月次の登録台数のデータを見ると、ここ1年ぐらいで月次の販売台数がフェラーリ抜いてるんだよね。これはフェラーリ陣営からしたらかなりぐぬぬな状態だろうなあ。
 
そういや10年ぐらい前のランボは、大幅なカスタムをしている人が多い印象だったけど、ランボが伸びてきた時期と、ノーマルやライトカスタムで乗るユーザーが増えたな、と感じた時期が重複してる。現行モデルは標準状態でユーザーのニーズをより強くとらえられた設計になっているってことなのかも。
 
本当は地域別の登録台数がとれればいいんだけど、公開されてない。昔の「東のフェラーリ、西のランボ」が本当だったのか、それが今どう逆転しているのか、って状況も調べてみたかった。おそらくブランドによっては県に一つしかディーラーが無いから、その県の登録台数イコールそのディーラーの業績、ってのがバレるから公開してないんじゃないかと。
もっときちんと分析するならディーラーの店舗の開店・閉店のデータ重ね合わせたり、ブランディングが大幅に方針変更したタイミングをプロットして影響測定してみたいなあ。そういう仕事、誰か依頼して!
 

スパカの販売は景気に左右される?

最後にもう一つデータ。

先ほどのグラフに日経平均の終値をレイヤーしてみた。いわゆる「資産効果」がどの程度あるかを調べるため。
 
2012年中盤以降の動きを見ると、日経平均の動きとフェラーリ・ランボの動きに相関があるような感じだ。
 
一方で興味深いのはフェラーリの登録台数推移。あのGlobal Financial Crisis(通称リーマンショック)のときにも、落とすどころかむしろ伸ばしている。これはものがものだけに「ヒットモデルが出た」だけではなかなか説明できないと思う。しかもこの統計は新車の登録台数なので、スパカの中古相場がこの時期大幅に下がってたことも関係ない。
 
自分の仮説は、フェラーリオーナーは元々資産家(ここではキャッシュ等のボラティリティ~価格変動性~があまり無い資産をフローではなくストックでたくさん持っている人として考える)が多く、市場の上下でそこまで影響を受けない人が多かった。逆に2010年台に入ると、いわゆるNouveau riche層が増え、株や仮想通貨みたいなボラティリティが高い資産を多く保有しているので、マーケットの上昇と共に資産効果でスパカみたいな高額商品を買う人が増えたのでは無いか?ということ。
 
思い返すと、リーマンショックの前は金融系の人がスパカコミュニティに多く居た気もするが、リーマンショック後はあまりみかけない。というか今でも見かけない。当時の経験から、スパカみたいな流動性が低く、価格のボラティリティが高い資産にはあまりお金を出さなくなったのか?
 
え?俺も金融じゃないのかって?
 
いや、ほら。だって精神が満たされるまで物は買わないといけないじゃん?

日本でのスパカ売上傾向”へ2件のコメント

  1. 隼‼︎ より:

    こんばんは〜。
    日本国内のスパカ販売価格は上がっていますが、購入者層には特に影響はないようで。笑
    458の後継機488がターボ化した事で販売台数も少しは伸び悩むかと思っていましたが、まったくその様な事もなく凄い伸びですね。笑
    ウラカンが登場してからの伸びも凄いなぁ〜。
    マクラーレンはリセール次第で売り上げもドンと変わってくるでしょうね。
    今回も面白かったです〜。次回も楽しみにしてます〜。

    1. みーとくん より:

      いつもあざっす!

      やっぱりスパカのコア購入者は資産たくさんあるから、多少の変動じゃビクともしないんですかねー。

      新車種や技術については最初は色々言われるけど、なんだかんだ慣れると売れるんですよね。昔の車種の良さを認識しつつも買うのは最新、的な。
      これから毎月動向を追ってみます!

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