
過去の心折れそうシリーズは以下です。
先日ね、最強ケーニッヒベンツオーナー宅にお邪魔してきたんだけどさ。
なんて説明すればいいのかなぁ。
そう、見せつけられた感っていうのかな。そういう感情があった。O氏のケーニッヒ達ってこの上ないほど完璧にレストアされてる。自分の目指すべきところがそこにあったみたいな。レストアってこういうことだよ。みたいな。O氏の圧倒的資金力によって復活を遂げたネオクラベンツ達の迫力って実際目の当たりにするとやっぱスゴイ。どうしたって影響受けちゃう。
そんな中でボクが所有する白ケーニッヒを見てみると、大きいとこだけでもエアコン一式交換、デフオイル漏れ、エンジンOH、ミッションOH、ブレーキ一式とまぁかなりの数控えてます。
もちろん今の状態でもそれなりに程度は良いですよ。だましだまし乗る分には充分。でもこれから先ずっと乗るんだってなると到底納得できるクオリティじゃない。それに例え機関系を整備できたとしても、最終フェーズの板金が未知数すぎて不安です。
もはやこのケーニッヒは放棄したほうが良いのではないか。何度も何度もそう考えて思いとどまってますが、ここ最近より一層現実感を増しています。
そもそもケーニッヒってモノがないと言われてますが、ないのはエアロとアルミホイールの話であって、ベースとなる560SELは探せばまだそれなりに安く手にすることはできます。なのにサビたポンコツベース車両にこれからコストかけまくるって正しい道なのかって自問自答な毎日。遠回りしてないかオレ。「バリっとしたケーニッヒに乗る」って事が最終目標なのに、目的が「レストアすること」に変わっちゃってないかって。目標を定めてそこまでの最短・最安ルートを取るっていう起業家マインドが抜けてしまってないかって。
なんていろいろ悩む今日この頃です。実際にレストアのモチベが維持できなくなってきた理由はこれ以外にもいろいろあります。後でぽつぽつ綴っていこうと思います。このブログはぜんせーのトゥルーマンショーなので、どうぞボクのジタバタした心の葛藤を楽しんで下さい。