ホテルに止まってるフェラーリ。 
ここ香港でも日本と同じようにスーパーカーがたくさん見られる

 
 
 
 

香港にいるジャッキーチェン、じゃなくてぜんせーです!ナマステ!じゃなくてニイハオ!さぁて軽く香港レポするぜ。 
 
 
 


香港2日目だ。香港の湿気は年中高いし、気温も高い。じめじめした夏、歩くだけで死にそうや・・。でもひとたびビルに入るとキンキンにエアコンで冷やされているから温度差激しい。香港に行くときは夏でも上着を持って行かないと風邪をひいてしまうぜ。 
 


そんなボクは上着を忘れたのでユニクロへ。パーカーを購入したんだけど、すでに店頭に置いてある時点で湿ってるのですがぁ。これも湿気か。 
 

 


さて、香港のキンバリーロードは夜になると、どっからともなく高級車が集まってくるよ。 
 


しかもなかなかクールにカスタムされてるんや。アジアンスタイルというかね、日本より少し派手な感じさ。 
 


実は香港、自動車にかけられる関税がバカ高い。 
 


試しにボクが乗ってるアヴェンタドール・S・ロードスターの新車プライスは・・・ 
 

なんと1億円から・・

 
 

初期型のアヴェンタドールでも7千万~みたいな・・フェラーリも一緒。日本に比べておよそ2倍~3倍っすね。ちなみにアルファード・エグゼクティブラウンジは1200万から! 
 
 
 

あ、中古はちょっち適用税法が変わるっぽくてよくわからんす。 
 

まぁわかっちゃいたことなんすけど、以前香港の、俗に言う富裕層の方とハっちゃけたことあるんすけどね、まぁなんつの、金持ち感ハンパなかったなぁ。それも絵に描いたような。それでいて紳士で謙虚だったから印象はとってもよかったんすけど、まぁいずれにせよこのプライスだとボクはアヴェンタオーナーになんてなれておりましぇん。 
 

アメリカは、クルマ安いけど、たぶんアヴェンタクラスだと保険料どうなるんだろって感じ。特に住むエリアで保険料が変動するから、スーパーカー乗るなら、そういうエリアに住んでないと現実的じゃないし、セキュリティきっちりした家じゃないと危険。車両が安くても、もろもろトータルで見て日本の比じゃないでしょぅ。 
 
日本は比較的高級車持ちやすい国と言われるよね。どこいっても安全だし、保険料も一定。ローンも通りやすい。そしてアメリカのようにヒエラルキーが明確に存在していないから乗ろうと思えば誰でも高級車に乗れる(俺みたいに)。若い子もVIPカーとか乗るし。つまり日本は高級車=富裕層っていう図式じゃないってことだにぇ。 
 

香港は投資が空気を吸うかのごとく 
 

香港は社会保証がしっかりしていない。死ぬならご自由にどうぞ的な。アメリカも高額な医療に高い税金、超絶格差。日本は年金、保険、平等なんでもござれ。素晴らしい国だけど、それが人を弱くすることでもある。特にグローバルな世界において、一個人が持つ競争力っちゅうのは圧倒的に弱い。生きていくためには自分でなんとかしなければならない。そういう香港社会で生きている人たちは投資に積極的なのも頷けるよな。手持ちをいかに増やしていくか、うちの若い社員の女の子も金、株、当たり前のようにやっているよ。だってほら、 
 


道端に仮想通貨の自動販売機まであるからね。スマホかざしてチャリーン。こういう傾向は自国の産業が薄いが故、当然の事とも言えるね。 
 
 

香港の若者は消費が活発 
 

狭い国土の香港。数時間もあれば本土の端から端へ行けてしまう。だから若いカップル達は頻繁に国外へ旅行へ行くよ。香港はSNS、特にfacebookが主流。海外旅行の写真をUPしてドヤる。そこ行ったことあるよっていうコメントでマウンティングする。そういう感じらしい。そしてそれがイヤだと香港女子がボヤいていた。消費も活発で、夜遅くまでお店がやってるし、お客さんもたくさん入ってる。少ない給料で買い物を楽しみ、残ったお金は投資に回すんだ。 
 

特に日本の文化には敏感に反応 
 
ここ最近だとアイコスが大流行。香港は屋外喫煙OK。屋内禁止。日本と逆だけど、実は日本が世界の標準と逆なんだ。アイコスのスティック(タバコの葉)の販売は法律で禁止されているんだけど、密売が大流行。香港警察が本気出してつい最近取り締まられたばかりだよ。 
 


ちなみに日本のラーメン屋の進出が盛んで、どこも行列だね。写真は三田製麺所。なかなかウマイ。しかしツケ麺なんてラインナップ、日本にあったっけな。 
 

しかし公衆マナーは最悪の部類 
 
コーヒーでも飲もうとマックに入ったんですがね、混雑していてようやく空いたと思ったら、 


汚ねえ・・4人でぼーぜんとテーブルの前で立ち尽くしました。な、なんか動物でもいたんかぃな・・いやマナーとかそういうのは文化だからいいよ。受け入れるよ。でもせめて人間らしく理性的に食べようよ。 
 

貯金という概念は希薄 
 

少し前まで日本は稼ぐことは悪みたいな風習があった。稼ぎ方を隠す、所得を隠す、節約正義。(今でもあるのかな)でも香港はどんだけ儲かったっていう話で酒を飲むよ。銀行残高が貯蓄を示す傾向にある日本と違って、彼らは保有している金融商品総額で貯蓄額を見る。そういう民族の性質、ボクは大好きさ。 
はぁーもっと稼ぎたいなぁ、せめてアメリカでアヴェンタ乗れるくらい。だってボクが稼ぐってことは会社が稼ぐってことでしょ。会社が稼げば社員への還元も増えるわけじゃん。それにデメリットあるわけないし、隠すことさえおかしなことだろ。そういえば、今ちょうど香港の会社、決算を迎えているんですがね、香港の決算は日本に比べてちょーー細かくてチームが死にそうになっておる。そこらへん日本は優しいんだよな。税金高いから緩くしてくれてんのかな。あ、ちなみに香港は消費税がないっす。ということは香港で500万の金のインゴットを買って、日本で売却したらどうなると思う・・?おっと、これは金の密輸で厳しく取り締まられるよ。 
 

しかし日本の三倍近い価格のスーパーカー、しかも比較的若い層が乗っているところを見ると香港人の金の嗅覚と投資センス、富裕層と言われる次元、勝てる気がしない。 
 

ちゅうわけで、そこのナゥでヤングで夢見る若者へ告ぐ!日本におけるスーパーカーオーナー全部がすごいワケじゃないことを知ろう(すごい人はマジですごいけど現実、少数派かもね)。自分がどこに憧れを持たすかしっかり見極めよう。間違ってもボクレベルをすごぃと見てはいけない。日本でドヤるだけでスパカのために全身全霊を傾けてはならぬ。世界に出た時あれなんか違うってなるぜ、オレみたいにな!え?世界に興味ない?いやいや、スパカ乗りたい=稼ぎたい=世界に出る。これ必然。ま、まさか先細る日本の市場だけで勝負しようなんて思ってないよな?メディア、ジャーナリズム全無視してボクは言い続けるぜ、若いうちに海外に出たほうがよい。この国の利権すべて君たち若き希望には回ってこない。実は気づいてるんだろ? 
 
毎月チョコチョコした貯蓄でスパカを手にすることは絶対にできない。それはランボディーラーの実績が物語っている。スパカオーナー9割は、お金をうまく使い、なんらかの金融資産に変換してきた人たちだ。さぁ思考チェンジだ。420(マリファナデー)をツイートして株価を落とすイーロン・マスクのようなクールな起業家が日本から出てくれい。 
 
あ、やべえ、いろいろ調子ぶっこいて書きすぎた。さぁて帰るか、次は福岡に飛ぶぜ、台風なのにな・・