
今ボクが乗ってるアルファードは2.5の廉価版SAパッケージなるものです。つい最近不人気のためかグレード廃止が決定しますたいぇーい。今のアルファドに特に不満があるわけじゃありません。2.5リッタでもよく走ってくれるし、ハンドリングは上質。自動パーキングブレーキ、全車速運転アシスト。装備も申し分ないっす。でも満足かと言われたらそれも違う。難クセつけると、中低速で若干もたつき、CVTはよく出来てるけどダイレクト感はやはり薄い。踏めば加速するけどノイジーなエンジン。趣味性に欠けるプレーンな外装。
とはいえ買い替えに踏み込むまでの事でもありません。でも上位版にアップグレードを試みています。何故か。
今の業販価格を見ると、特定グレードに至っては価格維持が根強いです。つまり、1年乗った事を鑑みても損失が極端に少ないってことですね。
実にトヨタのアルファードはアジア諸外国では高級車扱い。値段も倍以上する国もあります。富裕層に人気のクルマなんですねぇ。日本は未だベンツなどの外車勢がステータスの象徴として人気ですが、視点を変えると実は海外で高い評価を受けるクルマが足元に転がってた。日本はそういう国です。だからアルファードは輸出も強いです。海外勢が高値で持って行ってくれます。ユーザーがアルファードを売却するときに高いリターンを得るには、そこらへんの下取りに持って行ってはダメで、直接業オク代行してくれる仲良いショップと取引するのが最も良い選択でしょう。
この素晴らしいアルファードというクルマを単なる足クルマとして、廉価版SAパッケージで乗るのはもったいない。そう思うようになりました。リセールが抜群で、投じた資金の回収が可能であれば、より上位モデルへのステップアップも容易ということです。
ボクが狙うのは、3.5リッターエンジン、外装カラー202ブラック、グレードはSCもしくはエグゼクティブラウジンS、三眼LED、サンルーフオプションはマスト、外装はマフラーも含めたモデリスタフル装着です。これは最も人気のある設定の一つです。
この内容で取引のあるクルマ屋にオーダーをかけます。返ってきた答えは、「ありません」でした。それなら中古車市場で探します。絞り込んでいくと該当ゼロです。アルファードの中古は溢れてると思いきや、人気グレードは出れば即売れ状態で、残っているのはどこか足りないモノばかりなのです。
こうなると選択肢は一つしかありません。
ってことでボクが欲しい仕様をざっくり見積もってみると、な・・ななひゃくまん越え・・新車・・たけぇ・・。今注文すると納期は6月くらいだとな。まーそんなに遅くはない。でもモデリスタを選択すると遅れる可能性大だって。コロナショックによりモノの調達に支障をきたしてる様子。やれやれアルファード・・思い通りにいかねえぜ。しかし高いのぅーこりゃ諦めようかな。だって今のアルファードでも気に入ってるし。無理して買い替える必要はないのぅ。
とりあえず今のアルファードのオイル交換を予約して、マッキーと子供達を連れて再訪予定。どうなるかなー。やっぱ今の2.5アルファードでいいかな。いやでも3.5のアルファードは別格だろうなぁ。黒かぁ・・例え管理が大変とて、モデリスタエアロに202ブラックの組み合わせはちょー魅力的だしなぁ。あー迷う。欲しい。でもいらない。そんな瞬間がもっとも楽しいんだってわかってる。でもよかった。物欲は衰退していなかったもの。クルマヲタクがクルマへの欲を喪失しちまうと人生衰退傾向に入るからな。買う買わない置いといて、アルファード最高です!トヨタ大好きです!日本人よ、輸入車の呪縛から解き放たれよ、足元に素晴らしいクルマがあるぞ。さぁトヨタへ行くのだー。ケーニッヒでー