未来の自分への記録です。ボクの心の内そのままなので支離滅裂だったり、偏ったりしますが、気にしないでください。

2020年4月7日、日本で前例なき緊急事態宣言が発令された。今ボクは世界の歴史に残るであろう大惨事の真っただ中にいる。人々は孤立して、不安と恐怖に覆い尽くされた。失職の恐怖、感染の恐怖、動揺する政府。これが世界規模で同時多発的に起こった。凄まじい衝撃だ。こんな時こそアヴェンジャーズにいて欲しい。ボクらは今、ヒーローを求めてる。

コロナは恐ろしい。でも、闇雲に怖がっちゃいけないとも思ってる。人口と感染者の割合を出せば、限りなくゼロに近いって、自分の都合のいいように念じながら恐怖と平穏とのバランスを保つように今は心がけてる。だってもし今恐怖に負けてしまったら、最良の判断を出せる自信がない。

人々は離れ離れになってしまった。コロナ前、思い思いに辰巳PAに集まってた。おいしい店があればみんなで気軽に行ったし、時間なんて関係ない。東京の夜中はいつでもご馳走にありつけるのが常識なんだから。人との距離だって意識なんてしたこと、なかった。だって距離は近い方が良いに決まってる。今は全部が、濃厚接触という言葉に変えられてしまった。

コロナの捉え方は人さまざまだ。ロックダウン推進派と、経済優先派。多分、どちらも正しい。これは評価する人の性格、置かれた立場や人生のステージによって異なるから。どれにも間違いなんてない。だから国のリーダーも、会社のリーダーも最終的には何かを切り捨てていかねばならなくなる。結局どの世界も弱肉強食。自然の摂理には逆らえない。

今は情報を得るのも大事だけど、世論に流されちゃいけないとも思ってる。未来がこれほどまで見えない世界だから、確固たる自分の考えを持っていなければならない。自粛は大事だと思う。でも早期に自粛生活に入った者から困窮していく現実。いかに自粛しながらもビジネスを回すか。バランスが重要だ。でも絶対会社を諦めることはしない。会社は人生だから、諦めたら死だ。どうなろうとも会社の名前を守り、続けていこうと思う。

子供の未来を守りたい。子孫を守ろうとするのは自然の摂理だもの。今は必死だ。学校も習い事もない。放っておけばどんどんダレる。このままだと人格形成に影響を及ぼしそうだ。何かさせる事を親が作っていく必要がある。しかし働きにも出なきゃならないし。もはやママの分身がもう一人いないと無理なレベル。

世間はリモートワークという働き方が普及したように思えるが、実際は散々な結果に終わっている。今は塾も、英会話も、(空手でさえ!)オンラインに移行し、月謝に対するコミットを出そうと必死。しかし操作やそもそもの概念を理解していない人々の対応に追われ、気づけば終わってる始末。普段からネットにつながない人は実はかなり多い。そういう人達をいきなりオンライン上に引っ張り出すのは至難の技。なのにネット上ではこれからの世界、リモートワークが当たり前。オフィスなんていらないっていう過激な言葉が並ぶ。世界はそう急には変えられない。実はコロナ後の世界って実は今と変わらないんじゃないか。いやむしろ、オフィスがある、行くべきところがある事をより一層人々は求めるのかもしれない。

誰かを助ける余裕はない。でもこの先困窮することが目に見えてる近しい人間には支援をした。カネをあげることはできないから、いつもの仕事に10倍の対価を支払った。彼はこの恩は一生忘れないと言った。この状態が続けば遅かれ早かれ誰にでも危機はやってくる。今は助け合うしかない。

アメリカに行けなくなってしまった。いつ入国制限が解かれるかも分からない。完全にグローバル思考からドメスティック思考に変わった。少し目が覚めたところもある。コロナ危機により世界一の経済大国アメリカの闇の部分が露わになった。格差、貧困、医療崩壊、売れ行きが伸びる銃。山積みの死体。世界一の経済大国にしてはあまりにもお粗末。もう必ずしもアメリカが最高の国だとは思わなくなった。でも、アメリカにはがんばって欲しい。中国と戦えるのは米国だけだもの。

不謹慎かもしれないけど実は今、結構幸せだ。リスクは日々高まっているけれど、子供達と多く接し、会社も稼働、夜は家族と共にいる。情熱を傾けられる仕事、同じところを見る仲間達、所属欲を満たしてくれる会社、100%信頼できるコミュニティである家族、趣味のクルマ。どれ一つとして失ってはいない。これだけでも充分だ。別に豪華な家も、過剰なクルマもいらない。今まで多くのものを求めすぎていたのかもしれない。

日が経つにつれ、経済優先派の声が大きくなってきた。相当な数の失職者が出始めている。社員を守るのも大事だ。でも企業オーナーは自分を最優先に考えた方がよい。オーナーに潤沢な資金さえ残されていれば、会社がダメになっても残った資産で仲間を支え、再建し、再度雇用を生むことができる。ビジネスを創出し、雇用を作る事は誰にでもできることじゃない。今は自分を犠牲にするときではない。雇用をカットするときは、個人を見てはならず。会社の未来を見据え、躊躇せず、大義を持って臨むべし。