![[ケーニッヒレストア][千葉blow]w126 560SELケーニッヒの整備入庫(足回り・機関系)](https://cargeeks.jp/wp-content/uploads/2019/11/eye-DSC06406.jpg)
今日は千葉県にあるネオクラショップblowに顔を出しました。
・足回りのガタ。段差でバキバキ、ギコギコ。
・ステアリング異音。回すと、ギコーギコー。
・アイドリングでエンジン息継ぎ。エンジン止まっちゃいそうで怖い。
・ミッションが引っ張りすぎる。全然シフトアップしない・・
の4点です。
まず足回りはボールジョイントのブーツ破れが原因の模様。よって、フロント足回りの総リフレッシュということになりました。※サスとバネはまだ大丈夫そうなので残留です。
少し述べておきたいのがですね、パーツの手配はショップがやってくれたんですが、純正パーツって場所によってはバカ高いんすよ。それがもしエンジン部品だとすると、V8だから一個の値段も高いクセに、それが8倍とか追い打ちかけてくるんすよネオクラ大排気量ベンツって。壊れるし、レストアに終わりはないし、治せる整備屋少ねえし、あぁむしろアヴェンタのほうが100倍維持が楽だったよ。そういう時助けてくれるのがOEMパーツなんすねぇ。もちろん社外品ってことなんで品質の良し悪しはあるんですが、部位によってはこのメーカーのは信用できるとか、このパーツは純正じゃなきゃダメとか、独特なノウハウがあるんすよ。ジェネリック薬品みたいな。そういう知識をユーザーに提供して、ユーザーにかかる整備コストを3分の1にまで圧縮してくれるのって今に失われつつある顧客至上主義ってやつだよな素晴らしい。って見積書見て思った。
さて次、ステアリング異音はオイルの補充?でとりあえず治った模様です。
アイドリング息継ぎはインマニのパッキンからのエア漏れが疑われるので交換です。それに付随して各部ホースをリフレッシュ。
ミッションは整備屋に入る前にblowのメカ、
これから本格的な整備なのでしばらくかかりそうな予感。あぁオレはいつになったらケーニッヒを所有したと思えるんだろう。
でも今回の整備結果にはかなり期待しています。各部がしっかり治ると見違えるような走りになるはず・・。これでダメなら・・ボクのケーニッヒ愛もここまででしょう。
うまくいったとしても、さらなる試練が待ち受けます。サンルーフの故障は絶対治さないとダメだし、ウインドレギュレーターも弱ってる。そういう不具合部分を解消する必要があるし、その後は内装にも着手せねばならないでしょう。ウッドは総リペア予定で、レカロシートのヘッドレストにも不具合が見つかりました。そうやって細かいところに目を向け、納得いくようになったら最後の大仕事、外装板金が待ち受けています。
現代にはチープに映る黄色味がかったパールホワイトを純正のソリッドブラックへ。割れたケーニッヒエアロの補修、外装の細かいパーツ交換。考え始めると終わりなき旅のようです。
でもま、悩ましいケーニッヒだけど、コイツのおかげで現代スーパーカーの呪縛から解かれたワケでもあるし、興味が他のクルマに飛び火しなくなったし、コイツが在る人生とない人生考えたら・・うん、やっぱケーニッヒは諦めない。
だからこうやってコツコツ治すのも楽しみさ。時間制限がないのでゆっくりやっていこう。今のボクのモチベは美しく仕上がったケーニッヒの姿それだけです。