[ケーニッヒレストア]ボクはステアリングを切った時のタイヤ滑り現象をピレリＰ７ 285/40/15で解決したいVOL2 – 滑り一発解消！

いつもお世話になっております。カーギークスのぜんせーです。

 

続き記事です。前回はコチラ↓
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ちゅうわけで意外と早くタイヤ交換するチャンスを得ました。というのも、ボクの今までお願いしてきたショップは忙しいらしく問い合わせしても返事なし。近場のタイヤ屋さんに聞いたら、「そのサイズやってない。」で終了。

こういう状況に駄々こねまくると・・

最終的にやっぱりblowがショップを手配してくれますた。

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千葉にあるタイヤショップさんです。当日入庫OKですたん。

 

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これは交換前のピレリP7コルサです。これを・・

 

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おそらく１９９０年代モノのピレリP7に履き替えます。

 

ようはつまり、ピレリP7コルサのような、サーキット用のハイグリップタイヤだと、停止状態からハンドルを切って低速で曲がろうとしたときに、地面に食いつき、スムーズに曲がれないどころか、滑ってしまうんですね。あー文で伝えるの難しい。簡単に言うとっすね、[fontsize size=”9″]低速では曲がれないんすよ。[/fontsize]こんなのもぅ、クルマじゃないだろ鉄クズだろ・・。

んで、この状態を普通仕様（溝がちゃんとある）のタイヤに変えれば治るんじゃね？ってことで今回のトライとなりますた。

 

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順調にタイヤが外されます。ショップさん、手際がめっちゃよいです。

 

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スタッフさんが履き替え用のピレリP7を見て、あまりの年代物タイヤに白目むいてました。

 

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外されたピレリP7コルサ。

 

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このタイヤ、保管しておこうかなって思ったら・・・もう溝がないってさ・・。ちょっと待って、オレ、このP7コルサ、新品で買ってから数十キロしか走ってないんだけど！

285/40 15っていう絶版サイズ。おそらく今も製造中で、手に入るのはこのP7コルサしかないと思うんすけど、このタイヤはサーキット1周用っすね。一般道使用は無理があるようでした。ちゅうわけでケーニッヒ乗りのみんな、このサイズのタイヤ、みんなで力を合わせて特注しよーぜ。ーってーケーニッヒ乗りなんて大した人数いなかったぁー・・

 

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おぅ。泣く泣く処分。あぁ、高い勉強代だったぜ・・。

 

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うーむ、次はサスペンションも変えたいのぅ。

つうかさー、キャリパー・・ちっさいよねぇ。おもちゃみたぃ。

 

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このビルシュのサス、いいよ。低いくせに突き上げがない。初代オーナーのチョイスだと思うんだけど、センスいいよね。おんなじサスを探そうかな。

 

ほどなくして作業は終了。こんな特殊サイズでも、2本で三千円でやってくれますた。やすぃぃぃ。

 

んで、完成写真を豪快に取り忘れましたさーせん。

結論からいうとっすね、

[fontsize size=”9″]滑り、完全に解消されました[/fontsize]

もはや・・

[fontsize size=”9″]足回りからの異音ゼロ[/fontsize]

になりますた。すげー！それ以外にも様々な効果が。

まず、ステアリングが軽くなった。スルスルゥー。

そしてP7コルサの時は停止時にハンドルを切ろうとすると動いてくれないんすよ。ロックがかかったみたいに。ハイグリップすぎて路面に食いつきすぎてたんでしょう。これも解消ぅ！

そして体感的に、直進性と静寂性も上がったような。このあたりはアライメント屋さんの精密な作業のおかげでしょうか。

いやしかし、ハイグリップタイヤがすべての元凶だなんて・・でもよくよく考えてみると、２８５のハイグリップタイヤをフロントに履くクルマなんて・・いねえよな。良い勉強になったぜ。これにてこのシリーズは終了です。解決速かったぁ。アドバイスくれた読者達よ、

[fontsize size=”9″]スペシャルサンクス！[/fontsize]

 

しかしアレだね、この年代車を現役で乗ってた人達や整備屋、ショップってホント、博識だね。仕組みから細かいパーツ、症状からの原因予測、もろもろスゴイなぁって思うよ。このままネオクラベンツの”知”が失われちゃいけないと思うんだよね。だってネオクラベンツって当時の日本にたくさん入ってきたんでしょ。多分世界で最もネオクラベンツに詳しい国なんじゃないかな日本って。だからもっともっとネットで情報発信してほしいぜ。

足回りリフレッシュに加えしっかりとしたアライメント調整に、普通のタイヤ。これにｗ１２６のV8エンジンと重厚なフィーリング。うーーーん、段々と本来の味が蘇ってきた。

なんかねオレはネオクラベンツしか分からないけど、スパカ仲間でも古いクルマレストアしてる人、いるよ。なんでまぁそんなめんどくせえ事すんのかなぁって思ったこともあったけどさ、どこかを治してフィーリングが改善する度に新車が一台納車されたような喜びがあるんだよね。んで愛車が少しずつよくなってるのもなんか暖かい気持ちになるというかさ。あーそうね、ゲームキャラのレベル上げと一緒かもな。強くなっていくの楽しいみたいな。今までずっと買っては捨ててきたからさ、こういう楽しみ方もクルマにはあるんだなぁって。

よし、ここまで来るとｗ１２６のおもしろさも倍増。ますますケーニッヒ厨になっちまう。ｗ１２６なめんなよぅ。

あぁークルマだけじゃなく、オレ自身もバブル時代にタイムスリップしてー。