さぁて渡米するか。ついに日本最後の晩餐だぃ。こういう時はお金なんか気にしちゃいけねぇ。食べたい物を食べる。なんてたって世界屈指のセレブ、ぜんせー家だからな。

 
 

と、いうわけでやってきた。喜多方ラーメンだよ。このラーメンはファミリー揃って大好きなんだ。薄味と見せかけてしっかりパンチが効いてるし、かといってクドくない。チャーシューは絶品。それと絡めるネギラーメンはクセになる味さ。 
 

最近の息子たっちゃんは、ランボルギーニ・ヴェネーノが大好きだ。トミカを離さず、常に「ヴェネーノ買って」と叫ぶ。まぁ世界屈指のセレブと言いながら、ヴェネーノはさすがにハードルたけえわ・・。「息子よ、自分の手で掴みなさい。」という言葉を飲み込んで、「そのうち絶対買ってやる」って言っておいた。言葉でさえ諦めちゃダメだオレ。 
 

喜多方ラーメンはね、毎日でも食べれるやさしい醤油味。飽きのこない味。それは無駄をそぎ落とし、合理化の中でも最大限デザインを諦めなかったNBOXのようでもあるだろぅ。 
 

でもな、たまに食べたくなるねん。一口その一瞬、頭にガツンと旨味を感じる家系トンコツラーメンがな。その威力、知ってるだろぅ。いきなりやってくるコッテリへの渇望。いてもたってもいられない。しかし食せばしばらくご遠慮願いたい。なんてこった、こりゃアヴェンタドールそのものやないけ。

 
 

アヴェンタドールな。君はまさにトンコツラーメンだ。いやラーメン次郎とも言う。濃いのだよチミ。濃すぎて毎日相手はしてやれない。なんなら顔も見たくない時だってあるさ。でも突然やってくるんだ、乗りてぇぇってな。アヴェンタドールってのはある種中毒性を持つものだ。一度知ったらその呪縛からはもう逃れられないぃ。あぁアヴェンタドールよぅー君はなんて罪なトンコツらーめぇぇん・・・