先日ビックカメラで油を売ってたんですがね、カメラコーナーでたまたま見つけちまったんすよ。

コレ。

Lomography(ロモグラフィー)のPetzval(ペッツバール)85mmレンズ。

レトロデザインながらも現代の一眼レフ機用の設計だよ。もちろんAFなんちゅう甘っちょろいもんはついてない。レンズ下にあるダイヤルをクルクルさせてピントを合わせるのさ。

一体このレンズでどういう写真が撮れるかというと、

こういうの。※ロモグラフィーの公式サイトから引用

めっちゃ簡単に言うと、背景ボケがぐるぐるするってことよ。おもしろいっしょ。

ぐるるとね、中央の人物がより一層際立って見えるし、写真に引き込まれるような錯覚に陥る。普段撮っている単焦点の美しいボケとまた一味違う写真が楽しめる代物さ!

前から欲しいなぁーなんてぼんやり考えていたんすけど、それが目の前にあると手が出てしもうたよ。でもビックカメラでは展示品はあれど、在庫ナシ。しかしスグに配送は可能だということなんで注文。

ほぃ。翌日には届いたよ。

パッケージはこんな感じね。これで大体7万円くらいだったかな。

うらぁ!Canon 1DX2に装着してやったぜ!絶妙にアンバランスだね。悪くない。

長さはこんなもん。真鍮製のレンズだからね、ズッシリくるよ。そこに1DX2が加わるじゃん。さらにマニュアルフォーカスのダイヤルを片手でクルクルする必要があるでしょ。もう腕がぷるぷる・・拷問ですか。

ちなみにこれはシグマのマウントコンバーターMC-11と今が旬、Sony 7RⅢを組み合わせた図。こっちのほうがスマート。

とりあえず撮った。う、うん。ぐるってねえな。

会社に居残りしている人事部のメグたんを盗撮。はぁぁぁ後ろ姿から疲労が感じられる。そうか、このレンズは見えないオーラを写すことができるのか。ごめんなぁ、オレ一人はしゃいでて・・。

と!いうわけで試し撮り行ってきたよ!軽井沢のプリンスホテル周辺な。やっぱぐるぐるレンズが本領発揮するのは木だよ木。うっそうと茂ってれば尚良し。

妻のマッキーを立たせて撮った。ほぅ。なかなかグルってんじゃん。しかしぐるボケよりマッキーの髪の毛の蜂に目がいっちまうな。しかしピントが合わないぜ。それもそのはず、何度でも言うさ、このレンズ、
 
 

マニュアルフォーカスだよ

 
 
 
要はピント合わせが手動ってことね。当たり前なんだけどさ。いや実はボク、マニュアルフォーカスなんて使ったことないねん。使いたくもないねん。だってメンドイじゃんよ。Canonの1DX2のAF爆速だからさ、なんで手で回してピント合わせなきゃいけないのか疑問だよ。
 
 
だいぶ練習したんだけどね、最初なんてひどいもんよ。
ほら。もはやドコにもピント合ってない的な。
 
 
でも何度か練習重ねて、
ね。少しはうまくなったっしょ。でもまだ眠たいな。

これなんてだいぶジャスピン近いんでねーの。
 
 
まだまだいくぜーぃ。
おぅ。やっぱり木々の中ではぐるボケがより強調されるな。
 
 
 
 ぬー。眠いな。何回撮ってもジャスピンせず。オレ、センスないな。
 
 
 
背景はいい感じにぐるボケするね。でももっとぐるっとしてほしいところ。開放でこれが限界なの?
 
 
 
うむ。まぁなかなかいいじゃん。この雰囲気はたぶんこのレンズじゃなきゃ撮れない。
 
 
 
 
これはとっさの瞬間だけどピント合ったかな。撮って出し。このレンズ、周辺光量が落ちるのはいいんだけど、中央部分がやけに明るいね。それも味。気に入ったぜこのレンズ!オレも今日からロモグラファー!
 
 
 
 
 
と!思ったら・・
 
 

あれ・・この58mmレンズはボケ具合の調整リングが付いてるんだけど、ボクが買った85mmにはボケ調整リングがついてない・・
 
 
あーぁ。買うの間違えたわ。なんか機能が足んねーなーって思ってたのよ。たぶん58mmのぐるボケ調整リングついてるレンズはより一層ボケると予想。

ってことを正直にビックカメラの店員さんに話すと・・
返品受け付けてくれたぁぁー!ビックカメラやさすぃ。
 
 
んで、58mmボケ調整リング付きのレンズ注文しますた!このレンズでアヴェンタドール撮るんだぁ。 
 
 
 
▼追記:58mmレンズ到着しますた!▼